地域事業計画
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119 エネルギー戦略会議」を設立し、研究開発、社会実証、人材育成、普及促進に加え、水素エネルギー新産業の育成・集積を推進している。水素エネルギー社会実現には、安全で経済性に優れた水素機器や水素インフラの開発、合理的な標準・規格の確立と社会への提供および水素利用の実証を通した社会的受容性の向上が必要であり、水素材料先端科学研究センター、九州大学と連携し、水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)における水素関連産業の育成推進および水素タウン(福岡、北九州)、水素ハイウェイ等の大規模実証事業を展開している。 九州経済産業局は、環境、資源・エネルギー大国を先導する九州の実現へ向けて、クリーンエネルギー導入の突出した地域形成のため、水素材料先端科学研究センター、九州大学、福岡県の先進的な取り組みを活かし、九州全域における水素利用先導社会を目指している。 <太陽電池> 九州地域には、第二世代の薄膜系太陽電池メーカーが5社集結するなど、太陽電池の生産拠点が相次いで立地・増設されており、太陽電池産業群の創出が展望されている。また、九州は、住宅向け太陽光発電システムの普及導入が全国トップレベルである。 九州経済産業局は、九州での環境・エネルギー分野での取り組みである「クール九州プロジェクト」の中で、次世代太陽光(薄膜型)の集積・利用拠点を目指した取り組みを実施している。九州地域の太陽電池メーカー、自治体、支援団体等の太陽光発電関係機関による九州地域太陽光発電関係団体連絡会の設立、さらには、産業活性化のための産学官の結集の場としての太陽光発電産業等コラボレーションネットワーク会議の設立準備などの取り組みが進行している。 <食品・バイオ分野 > 九州地域の農業、畜産業、水産業はいずれも全国比2割程度を占める有数の産地であり、食料品製造業の工業出荷額は全国比11%のウェイトを占めている。中でも、醸造・発酵の技術を利用した機能性食品・健康食品等の開発が盛んである。 九州経済産業局は、九州地域バイオクラスター計画を策定し、農商工連携により、高付加価値の地域密着型新産業の創出を目指している。また、各県においても、福岡県バイオバレープロジェクト、北九州バイオ産業クラスター、佐賀県新産業戦略、長崎県新産業創造構想、熊本バイオフォレスト構想、宮崎県食と健康バイオクラスター、鹿児島県ものづくり懇談会など、食品・バイオ分野の地域企業の技術力向上による産業振興に向けた取り組みが進められている。 <環境・リサイクル分野>

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