地域事業計画
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106 をめざしている。 また、平成24年2月、四国知事会は、平成25年秋までに「四国広域連合(仮称)」を発足することで合意し、人口減少に伴う産業振興など、四国4県の共通の課題に対応するための取り組みに着手した。 四国経済連合会は、四国の危機的状況を打開するためには、対アジア戦略や産業、観光振興、広域インフラの整備などにかかわる選択集中型の投資や、スケールメリットが発揮できる広域の自治体としての道州を設置し、四国の行財政基盤を強化して地域競争力や課題対応力を高めることが重要であると提言している。 2.地域のポテンシャルの整理 2-1 四国センターのポテンシャル 平成17年に健康工学研究センターが発足、平成20年には健康工学研究センターにヒューマンストレスシグナル研究センター(関西、つくば)が合流、平成22年にセルエンジニアリング研究部門と人間福祉医工学研究部門の一部が合流して健康工学研究部門が創設された。この間、予知診断と健康リスク削減による複合的な健康管理技術の確立をめざして、未病診断・デバイス開発、生体機能評価技術、健康リスク削減・評価技術などの研究開発が行われてきた。 2-2 地域の他機関の取り組み 2-2-1 大学および公設研等研究機関の取り組み 徳島大学は「徳島健康・医療クラスター」(糖尿病に関するグローバル拠点、知的クラスター創成事業)として、①糖尿病克服に向けた先進的臨床研究、②糖尿病および関連疾患の診断法および検査・診断装置の開発、③糖尿病と糖尿病性大血管合併症の新規治療法の開発、④糖尿病および関連疾患の発症・進展を防ぐ食品・医薬品素材の研究開発に取り組んでいる。 この他、特色を持つ研究プロジェクトとして、LED光を応用した殺菌・睡眠・治療・植物育成の研究、免疫疾患の原因および病態の研究、抗老化のための栄養科学と骨疾患克服のための研究などが行われている。徳島大学医学部の取り組みのなかには、全国で唯一の栄養学科を有している利点を生かした、詳細な酸化ストレス発現メカニズムの解析も含まれており、四国センター健康工学研究部門が協力関係を深めている。さらに、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部や疾患ゲノム研究センターとは、生活習慣病の研究や食品の機能性成分の評価などで四国センター健康工学研究部門と緊密な連携体制を構築している。 香川大学は、先進的な医療機関間ネットワークを開発し、遠隔医療の実証、

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