技術宝箱
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技術紹介10. シックハウス・ガスセンサ1. 特長従来技術に比べて・感度が高い(0.1~1 ppb)・選択性が高い・測定時間(前処理を含む)が短い2分以内・コストがやすい1検査あたり約100~200円・寿命は他の測定方法と同じ(3ヶ月以上)2. 応用例ホルムアルデヒドセンサ-センサに使用される酵素固定化用の膜には、・細孔が規則正しく配列していること・細孔径を精密に制御できること・ 基質及び反応生成物が効率よく移動できるようにメソ細孔と基板とが垂直になっていることが要求される。これらを解決し、繰り返し測定と保存期間について測定した。保存期間に付いては、図に見られるように、本方法(大口径メソポーラス膜に固定化した)酵素は、寿命が長い。概要シリカを材料とした直径2-10 nm程度の均一で規則的な細孔(メソポア)を有する多孔体、メソポーラスシリカの構造精密制御技術の開発に取り組んできた。メソポーラスシリカの細孔サイズは、タンパク質やDNA等の巨大生体分子と同等の大きさであり、また均一で規則的であると言う特長を持つことから、酵素を細孔内へ固定化して安定化する研究を進め、有機溶媒中での酵素の反応性や熱安定性の大幅な向上を実証してきた。シックハウス症候群を引き起こす原因物質として、生体への影響が危惧されているホルムアルデヒド検出用の酵素センサー計測システムを開発してきている。ホルムアルデヒドは、発がん性が確認されており、住環境(水中・空気中)における許容濃度が厚生省、WHO(世界保健機構)により80 ppb(10億分の80)ときわめて低く定められている。62中小企業のための技術宝箱

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