技術宝箱
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技術紹介09. 金属パイプ触媒3. 本技術の背景もともと触媒となる貴金属を中空パイプにコーティングしたいと言う要望があった。無電解メッキの技術と融合することで、今では複数の元素もメッキできるようなっている。無電解メッキは、化学メッキとも呼ばれ、電気でおこなうメッキではなく、メッキ液の酸化反応により、電子を放出させ、メッキしたい物質上で、金属イオンを析出させることが出来る。電気を通さない物質に対しても、メッキが可能であり、また形状に依存せず、均一な厚みのメッキ膜を作ることができる方法である。電気メッキは、効率はよいが、電気が流れる物質が必要、エッジ部分は電流密度が高くなるので、メッキの皮膜の厚さが、他と異なるなどの問題がある。無電解メッキ(化学メッキ)は、均一には膜が作れるが、温度分布や、新しいメッキ液が絶えず供給される必要があり、メッキ液を均一な温度と濃度に管理することが必要となる。また、還元剤を工夫することにより、さまざまな合金皮膜を作ることも可能となっていることが特長の1つとなる。57環境・エネルギー

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