技術宝箱
48/333

特 許07. 二酸化炭素をプラスチック原料にする1. 特許第4780379号 登録平成23年7月15日(出願平成17年8月4日)・権利者 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 二酸化炭素固定化によるアルキル基あるいはアリール基を有するカーボネートの製造方法・要約 アルカリ存在下、イオン性液体を媒体として使用し、基質化合物の非置換若しくは置換基を有するハロゲン化アルキル又はハロゲン化アリールとアルキルアルコール又はアリールアルコールと、二酸化炭素を反応させることにより、ジアルキルカーボネート等を製造することを特徴とするカーボネートの製造方法。 ◆背景 ジアルキル、あるいはジアリールカーボネートを製造するための従来技術としては、ホスゲンとジオールを反応させてアルキレンカーボネートを得る方法(ホスゲン法)あるいはエポキシドと二酸化炭素を反応させてアルキレンカーボネートを得る方法が一般的に知られている。 ◆発明が解決しようとする課題 従来法とは異なる基質化合物と二酸化炭素を原料とし、環境低負荷型の新しい反応系及び反応工程で、効率的にジアルキルカーボネート等を製造することを可能とするカーボネートの新しい製造技術を提供する。 ◆課題を解決するための手段 イオン性液体を媒体として使用しハロゲン化アルキルないしはハロゲン化アリールとアルキルアルコールないしはアリールアルコールと二酸化炭素を原料とする。請求項1 アルカリ存在下、イオン性液体を媒体として使用し、基質化合物の非置換若しくは置換基を有するハロゲン化アルキル又はハロゲン化アリールとアルキルアルコール又はアリールアルコールと、二酸化炭素を反応させることにより、ジアルキルカーボネート、ジアリールカーボネート又はアルキルアリールカーボネートを製造するカーボネートの製造方法であって、アルカリとして、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又は炭酸塩を用いること、イオン性液体として、イミダゾール塩系イオン性液体、ピリジニウム塩系イオン性液体、又はアルキル若しくはアリール置換オニウム塩系イオン性液体を用いることを特徴とするカーボネートの製造方法・以下、請求項2から請求項9は省略。2. 特許第3873115号 登録平成18年11月2日(出願平成13年9月25日)・権利者 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 環状ウレタン製造方法・要約 ハロゲンを触媒として用い、環状アミンと二酸化炭素を反応させて短時間且つ低温度下で高選択的及び高収率でうることを特徴とする効率的な環状ウレタンの製造方法。 ◆背景 環状ウレタンの製造方法は、一般的なウレタンの製造方法が広く利用されており、毒性、刺激性が強く引火性の高いイソシアネートを利用する方法や、有害なホスゲンを使用する方法が知られている。 ◆発明が解決しようとする課題 有害物質の使用と排出を極力抑えた環境調和型の製造方法を提供することを目的とし、及び第二にハロゲンを触媒として用いることにより反応時間を短縮し、より低い反応温度で環状ウレタンを効率的に得ることのできる製造方法の提供する。 ◆課題を解決するための手段 環状アミンと二酸化炭素との反応において、少量のハロゲン存在下、超臨界状態あるいは亜臨界状態を含む二酸化炭素雰囲気下で反応させる。46中小企業のための技術宝箱特許情報

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です