技術宝箱
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技術紹介06. 有機溶剤を使用しないスプレー塗装2. 将来への展望本塗装法は、現在は携帯電話など小型の樹脂部品での実証ができている。さらに、家電製品などの中・大型樹脂部への適用、さらには自動車車体など、樹脂以外も含めてあらゆる溶剤系スプレー塗装を置き換える可能性を持っている。またVOC排出の低減だけでなく、エネルギー消費も少ないことから、CO2排出量削減にもなり、サステナブルな生産活動に近づく第一歩となる。3. 開発の背景など有機溶剤系塗料によるスプレー塗装は、高い塗装仕上げ品質(塗膜均一性、平滑性、鮮映性など)が、得られるので、産業分野で幅広く採用されている。特に、携帯電話部品、自動車内装品等の高い意匠性を要求されるプラスチック塗装(全塗装市場の約10%)において、必須とされている。平成12年度全産業(固定発生源)VOC(揮発性有機化合物)排出量約150万トンのうち33%の50万トンのVOCを塗装工業で排出して、全産業の中で、最大の排出業種となっている。(揮発性有機化合物排出インベントリについて揮発性有機化合物排出インベントリ検討会より引用)環境・エネルギー39

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