技術宝箱
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概 要54. 水に溶ける高輝度の蛍光ナノ粒子ライフサイエンス3 製品化に必要な課題 ①目標とする市場技術分野・蛍光試薬(バイオ用等)・表示、照明 ②事業化に必要な技術・水分散性の良い高輝度蛍光ナノ粒子の作製技術・ガラスマトリックス(ビーズ、バルク、薄膜)への分散による蛍光ナノ粒子の安定化技術 ③事業化に必要な検証・蛍光ナノ粒子の水分散性と高輝度発光確認・蛍光ナノ粒子分散ガラスの安定発光確認4 研究成果の特長 ①ポイント・水分散性が良く、3原色で発光する各種蛍光ナノ粒子(InP系、CdTe系、ZnSe系)を作製できた。・ゾル-ゲル法を用いて、蛍光ナノ粒子をガラス(ビーズ、バルク、薄膜)に分散した材料を作製できた。 ②目的及び効果・化合物半導体からなる蛍光ナノ粒子は、耐光性等が有機色素よりも優れているが、従来は水分散性が低いものや、水ですぐに劣化するものが多かったので、バイオ用蛍光試薬やゾル-ゲル法と適合性が低かった。本研究では、水分散性の各種蛍光ナノ粒子を作製して、その問題を解決した。・蛍光ナノ粒子は、溶液分散状態では安定性が低いが、ゾル-ゲル法を用いてガラスマトリックスに分散すれば工学的応用に適した安定な固体材料とすることができる。反応系に水を含むゾル-ゲル法には、水分散性の蛍光ナノ粒子が好適であるので、本研究では、蛍光ナノ粒子のガラスマトリックス(ビーズ、バルク、薄膜)への分散に成功した。5 特許関連情報 ①権利化済特許1. 特許第4366502号 半導体超微粒子蛍光体および発光デバイス2. 特許第3755033号 半導体超微粒子含有シリカ系ガラス粒子材料およびデバイス3. 特許第3668778号 半導体超微粒子を用いた光源4. 特許第3677538号 超微粒子分散ガラス及びこれを用いた表示素子5. 特許第4403270号 半導体ナノ粒子を分散した蛍光性ガラスとその製造方法6. 特許第4528947号 無機マトリックス中に半導体ナノ粒子を分散した蛍光体7. 特許第4555966号 半導体超微粒子、蛍光体および発光デバイス8. 特許第4817298号 半導体ナノ粒子を分散した青色発光蛍光体 ②出願中特許9. 特開2010-285600 半導体ナノ粒子からなる蛍光性ファイバー10.特開2010-285335 内部に空洞を有するナノ粒子分散微小ガラスビーズ及びその製造方法11.特開2010-138367 水分散性を有する特定組成の高発光効率ナノ粒子及びその製造方法12. WO 2009/028282 新規ナノ粒子発光体13. WO 2007/034877 半導体ナノ粒子分散ガラス微粒子及びその作製方法 ③試作品・試料提供:無 許諾実績:無 実施許諾:可6 研究者情報所 属:健康工学研究部門(関西センター)氏 名:村瀬 至生 / Norio MURASE連絡先:n-murase@aist.go.jp54. 水に溶ける高輝度の蛍光ナノ粒子325

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