技術宝箱
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技術紹介51. 大量データの周期性自動判別法1. 特長数値データが並んでいるのを見て、周期性があるかないかを判断するのに、統計解析の専門知識が不要。計算機が右の手順で、自動でおこなう。概要名 称 時系列信号に対する特定の周期性の有無の判定法に関する発明対 象 生命現象、社会現象などで観察される時系列データ目 的 注目する周期についての周期性を持つかどうかを判定するあるデータを見て、それが周期性を持つかどうか判断する手法、あるいは作業には、・見た人の直観、・三角関数がよく当てはまるか、・フーリエ変換して大きなピークが見えるかなどの方法があるが、いずれも判断規準をどうするか、ケースバイケースの対応が必要。さらに、決めた判断規準が妥当かどうかも判断する必要がある。一方で、情報量規準という、モデルの善し悪しを判断する統計解析に基づく規準量がある。これは「できるだけシンプルでできるだけデータによく合う」モデルがよりよい、と判断するための指標で、これによれば、そのモデルの良さが一つの数値で表される、という非常に便利な量である。本技術の周期性判法では、まずデータをフーリエ変換し、得られるフーリエ係数のうちのどれを選べば、なるだけ少ない個数の係数でうまくデータを再現できるかを、情報量規準(AIC、BIC、AICcなどがある。これまでの検証ではBICを使っている)をもとに探す。最終的に選ばれたフーリエ係数は、元データを構成するために必須の周波数成分であると解釈し、これを元データの周期性としている。本技術の手順308中小企業のための技術宝箱
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