技術宝箱
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1. 今までの技術単に重ね合わせるだけでは不自然な合成写真になってしまう。CGで自然な合成写真を得ているのは、専門のスタッフが、部屋や人物など重ね合わせる写真の3次元モデルを作り、視点を与えることで、「部屋の中にいる人物」の骨組みを計算により作り、その骨組みに写真を貼り付けることで合成写真を創作しているからである。2. 本技術重ね合わせるだけで、位置を考慮して大きさ調整がなされ、常に自然な合成写真となる。大きさ調整のために、各写真の必要な部位に実寸画素密度(1 mに相当する画素数)を定義する。人物や家具の実寸画素密度が、背景写真の重ね合わせた位置の実寸画素密度と一致するように、大きさを調整する。さらに描画順序を考慮することで、自然な合成映像が得られる。一つの写真につき背景なら2つの実寸法(椅子の高さ、手すりの高さなど)、人物や家具なら1つの実寸法(身長や高さ、幅など)が分かれば、実寸画素密度が計算でき、このように簡単に合成ができる。人物写真などを背景写真の中で合成して自由に動かすことで、実物を見ているような感覚になり、大きさを実感できる。カタログ販売などで、大きさがわかりにくい商品(花瓶や人形)には、特に有効である。また家具や置物などを自分の部屋に置いた状態を確認するなど、日常的に応用できる。501 紹介する技術とポイント2 技術説明好きな場所に重ねるだけで、背景写真のその場に居るような写真に合成実寸画素密度の撮影時の自動計測実寸画素密度を使った重ね合わせ位置に応じた大きさの自動調整大きさを考慮する写真合成システム300中小企業のための技術宝箱

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