技術宝箱
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技術紹介48. 複数のミクロンサイズの微小物、液滴をレーザ光で操作する ・微粒子操作の並列化 レーザ光による動的アレイ化 マイクロ反応・合成 ・極微量液滴の操作 レーザ光による液体・固体変換薄膜化 有機IC・デバイスの作成現在、さまざまな応用分野を仮定して、さまざまなことが出来るように、デモンストレーションなどを用意して、可能性を探っている。応用例は、Optics Express Vol.16, issue. 19, 15115-15122 (2008), Vol.17, issue 26,24102-24111 (2009)などにビデオ画像も掲載されている。3. 本技術の背景光ピンセットやレーザ操作型マニュピレーション法を用いてマイクロサイズの微粒子や液滴を操作する方法を用いることで、化学、生物工学における微小領域での反応の解析や分析に際し、試薬や遺伝子を操作することが検討されていた。 しかし、この方法では、操作しようとする液滴や微粒子を大量に用意し、その一部のみを顕微鏡下で操作するので、大部分の試料は利用されないまま残り、また、レーザ光集光時の外乱や移動操作時の経路の障害を起こしていた。 また、レーザ操作型マニュピレーション法などでは、微小ノズルなど利用して滴下する方法では、針状ウィスカ等の球状以外の物質をノズルから排出することや精密に配向配置することは困難であった。針状ウィスカ、複雑な形状のマイクロ構造物、糸状DNAなど、球状以外のミクロンサイズの対象物を、精密かつ安定に3次元空間において位置、姿勢、形状を自動的に操作できる技術が渇望されていた。291ライフサイエンス
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