技術宝箱
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概 要48. 複数のミクロンサイズの微小物、液滴をレーザ光で操作する3 製品化に必要な課題 ①目標とする市場技術分野光学顕微鏡を用いて,サブミクロンから数十ミクロンの微小物,液滴,気泡を個別に取り扱う必要がある分野・顕微熟練作業の自動化の必要な微生物,医学関連の研究機器開発分野・微粒子を高精度,高密度に分別,配置する必要のある分野(動的アレイ)・特定の極微料の液滴や気泡を分別,回収する必要のある分野 ②事業化に必要な技術汎用的なマイクロ操作,制御技術が開発できている。特定応用分野の事業化に必要な個別要素技術,例えば・分別,配置した微粒子や細胞を固定化したり,分別,配置したい液滴や気泡を効率的に供給する技術など ③事業化に必要な検証・並列操作したい微小物の個数と捕捉に用いるレーザ光のパワーの関係4 研究成果の特長 ①ポイント・光ピンセット技術を利用し、非接触で複数の対象物を同時に操作(並列操作)できる。・球以外の形状の微小物の安定した捕捉と操作ができる(光多点クランプ)・3次元的な位置と姿勢の動的操作と観察もできる(光てこ) ②目的及び効果・光学顕微鏡下で、サブ~数十ミクロンサイズの微小物を非接触操作できる光ピンセットは、マイクロデバイス中などの閉鎖環境での遠隔操作も可能であるため、非常に強力なマイクロ操作ツール。・画像処理による形状認識技術とレーザビームの時分割走査技術により、非球状な形状の微小物を自動的に認識・捕捉し、安定してマイクロ操作できる「光多点クランプ法」や、動的微粒子アレイを作るアルゴリズムを開発した。・珪藻など細胞の3次元姿勢を光学顕微鏡下で動的に操作・観察できる「光てこ」の原理も開発した。5 特許関連情報 ①権利化済特許1.特許3458152号 微粒子の配列方法 2.特許3837484号 微量試料採取方法 3.特許3887684号 微小物の姿勢制御装置及び姿勢制御方法 ②出願中特許4.特開2007-136568 極小線状柔軟物の切断方法及び切断装置 5.特願2008-101060 微粒子アレイの作成方法および装置 ③試作品・試料提供:無 許諾実績:無 実施許諾:可6 研究者情報所 属:健康工学研究部門(四国センター)氏 名:田中 芳夫 / Yoshio TANAKA連絡先:yo-tanaka@aist.go.jp48. 複数のミクロンサイズの微小物、液滴をレーザ光で操作する289ライフサイエンス
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