技術宝箱
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特 許ライフサイエンス46. 高い再現性と信頼性を持つ近赤外光による脳機能計測技術2. 特開2009-178192 公開平成21年8月13日(出願平成20年1月29日)・出願人 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 近赤外分光脳機能計測用プローブホルダー・要約 様々な形をもつ頭部の凸曲面に適合させてプローブを垂直に密着保持し、プローブの分布配置を一定に保てる剛性の高いプローブホルダーを提供する。 ◆背景近赤外分光測光(NIRS)を用いた脳機能計測法とは、酸素結合型及び酸素脱離型ヘモグロビンの近赤外吸収スペクトルの違いに基づき、脳組織中での各濃度を無侵襲で推定する手法である。近赤外分光測光(NIRS)を用いた脳機能計測法においては、照射プローブと受光プローブが用いられ、照射プローブにより脳組織内に光が照射され、受光プローブにより反射・散乱した光を受ける。しかし、従来のプローブホルダーでは頭部における位置に充分正確を期してプローブを置いた場合でも測定の再現性が充分に得られない問題があった。 ◆発明が解決しようとする課題様々な形をもつ頭部の凸曲面に適合させてプローブを垂直に密着保持し、プローブの分布配置を一定に保てる剛性の高いプローブホルダーの提供を目的とする。 ◆課題を解決するための手段隣り合う1対のソケット又はプローブに、上下の2層からなる適度な可撓性及び弾性を有する2つの連結子を導入し、ソケット下部に取り付けられた下部連結子は、測定様態によって定められるソケット間の距離を一定に保つ固定長を有し、それよりも上部に置かれた上部連結子はソケット間の距離を下部連結子と同等またはそれよりも幾分長い長さに可変に調節し得る可変長を有し、その長さで固定するよう連結をロックできる構造を有している。請求項1被験体表面に沿って取り付けられる、光生体測定用の照射プローブと受光プローブを保持するための少なくとも2つのソケットと該2つのソケットを連結する上部連結子と下部連結子の2層の連結子を備えている光生体測定用プローブホルダーであって、下部連結子はソケットの下部に2つのソケット間を連結する下部連結子の長さが変化しないように固定して取り付けられ、上部連結子はソケットの上部に取り付けられ、プローブホルダーは2つのソケット間を連結する上部連結子の長さを変え、かつ一定の長さに固定し得る機構を有していることを特徴とする光生体測定用プローブホルダー。・以下、請求項2から10は省略。281
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