技術宝箱
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特 許45. 吸着剤でリンを取り除く1. 特許第4000370号 登録平成19年8月24日(出願平成14年10月9日)・権利者 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 各種陰イオン含有水溶液からの硝酸イオン除去方法及び硝酸イオン回収方法・要約 Ni (Ⅱ) 1-x Fe (Ⅲ) x (OH) 2 A -・mH2O、[式中のA -はCl -、HCO3 -及びOH -の中から選ばれた少なくとも1種の陰イオンであり、xとmはそれぞれ0〈x≦0.67及び0≦m≦2を満足する数である]で表される結晶性複合金属水酸化物を有効成分とする。 ◆背景硝酸イオン含有溶液から硝酸イオンを除去する方法としては、黒鉛-硝酸化合物、トリブチルアミノ基を有するイオン交換樹脂、二級アミン置換基及び三級アミン置換基を有する樹脂、リン酸エステル基とアミノ基を有する共重合体などが知られている。 ◆発明が解決しようとする課題他の陰イオンよりも硝酸イオンの吸着容量が大きく、しかも共存する硫酸イオン等の陰イオンの妨害を受けることなく硝酸イオンを除去・回収方法を提供する。 ◆課題を解決するための手段Ni (Ⅱ)とFe (Ⅲ)との結晶性の複合金属水酸化物水熱処理物を用いる。請求項1硝酸イオンを含む各種陰イオン含有水溶液に、一般式Ni (Ⅱ) 1-x Fe (Ⅲ)x (OH) 2A -・mH2O[式中のA -はCl -、HCO3 -及びOH -の中から選ばれた少なくとも1種の陰イオンであり、xとmはそれぞれ0 〈 x≦0.67及び0≦m≦2を満足する数である]で表される結晶性の複合金属水酸化物水熱処理物を添加し、硝酸イオンを吸着させたのち、固液分離することにより硝酸イオンを含まない水溶液とすることを特徴とする硝酸イオンの除去方法。・以下、請求項2は省略。2. 特許第4348426号 登録平成21年7月31日(出願平成14年8月29日)・権利者 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 高選択性脱リン剤及びその製造方法・要約 一般式:M II 1-xM III x (OH) 2A -y・mH2O[式中のM IIIはMn又はAl、M IIはM IIIがMnの場合はMg、Zn、Ni及びCoの中から選ばれた少なくとも1種であり、M IIIがAlの場合はZn、Ni及びCoの中から選ばれた少なくとも1種である。(A) -は(HCO3) -は1/2 (CO3) 2-である。x、y及びmは、0 〈x≦0.67、0 〈y≦1、0≦m≦2を満足する数である]で表わされる複合金属水酸化物の結晶の200~500℃における加熱処理物を有効成分する高選択性脱リン剤。 ◆背景脱リン剤や脱リン方法は、他の陰イオン、特に硫酸イオンが共存するとリンの除去率が低下し、海水域などで実際に富栄養化を完全に阻止することはできなかった。 ◆発明が解決しようとする課題水に溶存しているリンとその他の陰イオンとの選択係数を高め、他の陰イオンの存在下においても、リンの除去率が選択的に高い脱リン剤を提供する。 ◆課題を解決するための手段M IIIが、Mn、Al又はAlとCoの複合で、M IIがMg、Ni、Zn又はCoとZnの複合金属水酸化物の結晶を調製し、その加熱処理物を有効成分とする請求項1一般式:M II 1-xM III x (OH) 2A -y・mH2O(式中のM IIIはMn又はAl、M IIはM IIIがMnの場合は274中小企業のための技術宝箱特許情報

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