技術宝箱
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1. 背景リンは微量でも富栄養化の原因物質となり、その除去技術が求められている。また無機リン成分は、農業用肥料として欠かすことができないが、ほとんどを輸入に頼っている。海水魚の陸上養殖において、えさや糞尿からリンが蓄積し、除去できないことが問題となっている。本技術 開発した「海水中でも有効な脱リン剤」は、図1の左6種類である。従来から存在する吸着剤(右端のふたつ(MgFe-CO3:パイロオーロ、MgAl-Cl:ハイドロタルサイト))に比べて、右から3つ目のMgMn系では2倍、その左の鉄系(Akaganeite, Goethite)、ジルコニウム系(Zr (OH) 4)においては、それよりも吸着性能がアップしています。現在さらに3元素系の吸着剤を開発し、海水系(リンの初濃度0.3 ppm)において、リン16 mg/g以上の高性能脱リン剤を開発した。451 紹介する技術とポイント2 技術説明酸化物から層状複水酸化物の製造方法固体反応を用いた吸着剤の製造吸着剤でリンを取り除く270中小企業のための技術宝箱

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