技術宝箱
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特 許03. 水溶媒でもできるクロスカップリング反応装置1. 特許第4753174号 登録平成23年6月3日(出願平成17年7月8日)・権利者 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 高温高圧水超高速有機化合物合成方法で使用する高温高圧反応装置・要約 水と反応基質を混合してエマルジョン状態や分散状態を含む懸濁液にする混合場と、懸濁状態の基質を高温高圧水条件下で反応させる反応場との多段プロセスにより合成することを特徴とする高温高圧水を反応媒体とする有機化合物製造装置。 ◆背景近年、環境問題の高まりから、脱有機溶媒を目指した有機合成方法の開発が盛んである。具体的にはその手法として、例えば、1)超臨界二酸化炭素を用いる手法、2)イオン性液体を用いる手法、及び3)水を媒体に用いる手法、等が検討されている。しかし、これらの手法において、反応に用いる物質が超臨界二酸化炭素や水に対して難溶性であることや、反応時間や抽出等で手間がかかるといった問題を抱えている。 ◆発明が解決しようとする課題原料以外の有機物は一切用いない水のみを反応媒体とする反応系で、短時間に、高収率、高選択率で、有機化合物を製造する方法で使用する製造装置を提供する。 ◆課題を解決するための手段水と反応基質を混合してエマルジョン状態や分散状態を含む懸濁液にする混合場と、超臨界水を用いた高温高圧水条件下で懸濁状態の基質を反応させる反応場との多段プロセスを用いる。請求項1 高温高圧水を反応媒体とする反応場で有機化合物を製造する方法において、水と反応基質を混合してエマルジョン状態や分散状態を含む懸濁液にする混合場と、上記懸濁状態の基質を高温高圧水条件下で反応させる反応場との多段工程により有機化合物を合成する有機化合物の製造装置であって、高温高圧水が、100℃以上420℃以下又は200℃以上420℃以下、圧力が常圧以上40 MPa以下の高温高圧水であること、混合、及び、反応を行う手段が、マイクロ空間デバイスであること、反応が、ヘック反応、園頭カップリング反応、又は鈴木カップリング反応であること、上記装置が、水と反応基質を含む反応系を混合してエマルジョン状態や分散状態を含む懸濁液にするミキシング手段と、上記懸濁状態の基質を高温高圧水条件下で反応させる高温高圧反応場手段を多段に設けたものであること、を特徴とする高温高圧反応装置。・以下、請求項2から請求項11は省略。22中小企業のための技術宝箱特許情報
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