技術宝箱
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概 要35. 電気で切替 調光ミラー3 製品化に必要な課題 ①目標とする市場技術分野・省エネルギー窓ガラス(調光ガラス)として、住宅・ビル・自動車・電車・バス・航空機の窓材・光学特性切り替えデバイスとして、 光学素子、 情報端末など電気電子デバイス ②事業化に必要な技術・薄膜作製技術(スパッタ法や蒸着法などにより薄膜形成可能) ③事業化に必要な検証・生産性(用途、性能に応じたサイズ、コストなど)・性能安定性(用途に応じた再現性、耐久性)4 研究成果の特長 ①ポイント・固体薄膜材料のみで構成され、ガラスやプラスチックなど任意の基板上に室温で作製できる。・数ボルトの電圧印加により、鏡状態と透明状態を可逆的に切り替えでき、メモリ性を有するため、切り替え時のみ電力を消費する。・可視光 (目で見える光) のみならず赤外光 (熱) など光 (電磁波) の広い波長領域において、透過率や反射率を切り替えにより任意に制御できる。 ②目的及び効果・従来技術では、窓ガラス・フィルムは光学特性が一定であり、使用環境に応じた材質・特性を選択する必要がある。しかし、本技術を適用することにより光学特性を季節、天候、時間などに状況に応じて任意に切り替えることができるため、冷房負荷など日常生活における使用エネルギー(電力量)の大幅削減が可能となる。・鏡状態では外から中が見えないため、プライバシーガラス・フィルムとして適用することで優れた防犯効果を創出できる。・副次効果として、光学素子や電気電子素子への適用により、光学機器や情報端末などのデバイス応用も期待できる。5 特許関連情報 ①権利化済特許1.特許第7545551号 全固体型反射調光エレクトロクロミック素子及びそれを用いた調光部2.特許第4399583号 マグネシウム・チタン合金を用いた全固体型反射調光エレクトロクロミック素子及び調光部材 ②出願中特許3.特開2009-025785 バッファ層を有する全固体型反射調光エレクトロクロミック素子及びそれを用いた調光部材4.特開2011-15889 保護層により封止した全固体型反射調光エレクトロクロミック素子及びそれを用いた調光部材 ③試作品・試料提供:無 許諾実績:無 実施許諾:可6 研究者情報所 属:サステナブルマテリアル研究部門環境応答機能薄膜研究グループ(中部センター)氏 名:田嶌 一樹 / Kazuki TAJIMA連絡先:E-mail: k-tajima@aist.go.jp211ナノテクノロジー・材料・製造

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