技術宝箱
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特 許30. 大面積を簡単に書いて消せる光情報記録物質1. 特開2009-256485 公開平成21年11月5日(出願平成20年4月17日)・出願人 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 ジアントラセンのアモルファスポリマーおよびそのポリマーを用いた光情報記録薄膜材料・要約 で示されるモノマーの光重合により合成されるジアントラセンのアモルファスポリマー、その製造方法及びこれを用いた情報記録材料。 ◆背景基板となるポリマーそのものの形状変化(ポリマーに添加した色素などの化学変化ではなく)を利用して情報を記録する例として液晶ポリマーを用いた情報記録が報告されている。このうち、アントラセンのように光化学反応の前後で蛍光を出したり、出さなかったりする分子を用いて光記録材料とした場合、記録の読み出しは、ある特定の波長の励起光を照射して出てくる蛍光を測定しなければならない。しかし、読み出しの励起光はしばしば書き込み光と近い波長を有するので記録を破壊してしまうという問題を抱えている。 ◆発明が解決しようとする課題液晶性を示さないジアントラセンのアモルファスポリマーに関し、アモルファスポリマーの特性を生かして、透明なポリマーの薄膜において、加熱すればアモルファスポリマーの解重合が生じ、モノマーは元々結晶性あるいは液晶性が良いので解重合が起こった部分のみ結晶相あるいは液晶相となり白濁することになる。一方、紫外光を当てればアモルファスポリマーの重合が起こるので、熱をかけながら紫外光照射しなかった部分のみを白濁せることにより情報を記録することができる情報記録材料を提供する。 ◆課題を解決するための手段主鎖型液晶ポリマーのうち、液晶性を示さないジアントラセンのアモルファスポリマーを用いる。請求項1一般式【化1】(式中、nは1~20の整数である)で示されるジアントラセンモノマーの光重合により合成されるジアントラセンのアモルファスポリマー。・以下、請求項2から請求項5は省略。184中小企業のための技術宝箱特許情報

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