技術宝箱
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特 許28. 微量物質を張り合わせ有機ELで光らせる1. WO2008/047762 公開平成20年4月24日 (日本出願 平成18年10月16日)・出願人 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 有機電界発光素子による微量物質検出方法・要約 有機電界発光素子のホール輸送層、電子輸送層、発光層、バッファ層及び電極の内側のいずれかの表面に被検出物を固定し、該被検出物の固定前後における有機電界発光素子の発光強度、発光効率及び発光スペクトルから選ばれる少なくとも1つの発光特性の変化を用いて前記被検出物を検出する。 ◆背景 酵素、抗体などの蛋白分子、或いはDNA、糖鎖などの生体分子を短時間に効率よく、正確に認識して検出する方法としては、被検出物と特異的に結合する物質、例えば抗原、抗体等を基板上に直接又は間接に固定化したものを基板としてを用い、その基板上に、蛍光物質で標識した被検出物を流し、その後、標識に用いた蛍光物質を発光させる励起光を照射し、発光の有無によって、特異的に結合した被検出物を検出する方法が用いられており、蛍光物質として、高価な専用の蛍光色素に代えて有機発光色素を用いるものが知られている。また、蛍光物質を発光させる励起光源として、有機電界発光素子を用いることも知られている。 ◆発明が解決しようとする課題 被検出物に蛍光物質を結合する処理を必要とせず、且つ大型の装置を用いることなく、短時間かつ高精度で微量な被検出物の分析が可能となる検出方法及びそのための装置を提供する。 ◆課題を解決するための手段 電極及びその間に挟まれたホール輸送層、発光層、電子輸送層等の多層構造からなる(近年薄型ディスプレイ等の応用が注目されている)有機電界発光素子を、層状構造の内部に検出すべき生体分子等が挟み込まれた際に発生する消光現象等によって分子の検出が可能となる、高感度の検出用素子として利用する。具体的な検出チップおよび検出装置としては(1)有機電界発光素子と、該有機電界発光素子の対172中小企業のための技術宝箱特許情報

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