技術宝箱
103/333
特 許16. 綿やレーヨンのセルロースを簡単に微粉化して利用する2. 特開2006-233193 公開平成18年9月7日(出願平成18年1月23日)・出願人 独立行政法人産業技術総合研究所・発明の名称 セルロースの微粉化方法とその装置・要約 セルロースを酸触媒の存在下、非プロトン性溶媒中で加熱してセルロースを微粉化する。この加熱処理後にアルカリ性物質を加えて微粉化を促進させる。セルロースを酸触媒存在下、プロトン性溶媒中で加熱処理後、アルカリ性物質を加えてセルロースを微粉化する。このようにすることで、長時間の処理を必要とせず、環境負荷が小さいと共に操業安全性が高く、しかも二酸化炭素排出の削減が可能で環境に優しいセルロースの微粉化が可能となる。 ◆背景セルロースの高度な利用、或いはセルロースを含む製品を再利用するための一つの技術に、セルロースを微粉化する技術がある。微粉化することで濾過助剤,食品物性改良剤,プラスチック充填剤,合成皮革充填剤,塗料添加剤,溶接用添加剤など多方面に渡り用いることができる。これまで、セルロースを微粉化する技術としては機械的にセルロースを粉砕して微粉化することが行われているが、微粉化に長い時間を要する。また、セルロースを化学的に分解して微粉化する方法も考えられるが、セルロースは化学的には非常に安定な化合物でその分解は容易ではない。 ◆発明が解決しようとする課題長時間の処理を必要とせず、また操業安全性と簡便性が共に高く、環境に優しい工業的に有利な効率的なセルロースの微粉化方法と装置を提供する。 ◆課題を解決するための手段セルロースを酸触媒の存在下、非プロトン性溶媒中で加熱してセルロースを微粉化する。この加熱処理後にアルカリ性物質を加えて微粉化を促進させる。セルロースを酸触媒存在下、プロトン性溶媒中で加熱処理後、アルカリ性物質を加えてセルロースを微粉化する。また、界面活性剤を添加することが望ましい。請求項1セルロースの微粉化方法であって、セルロースを酸触媒の存在下、非プロトン性溶媒中で加熱することを特徴とするセルロースの微粉化方法。請求項2加熱処理後にアルカリ性物質を加えることを特徴とする請求項1に記載のセルロースの微粉化方法。請求項3セルロースを酸触媒存在下、プロトン性溶媒中で加熱処理後、アルカリ性物質を加えることを特徴とするセルロースの微粉化方法。請求項4セルロースを酸触媒存在下、プロトン性溶媒と非プロトン性溶媒とからなる混合溶媒中で加熱することを特徴とするセルロースの微粉化方法。 ・以下、請求項5から請求項18は省略。101環境・エネルギー
元のページ