産総研 研究組織と概要
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ナノエレクトロニクスカーボンナノチューブパワーエレクトロニクスNーMEMS産業界の要請に応じて、スーパークリーンルームのインフラの充実、運用の弾力化を進めて、魅力ある拠点としてデバイスメーカー、材料メーカー、装置メーカーの研究者が集結する研究開発体制を構築しています。産総研に設置した単層CNT量産実証プラントで製造したCNTサンプルを企業や大学へ提供する事業を開始しました。用途開発に必要な量のサンプルを安定して供給することを通してCNTの新たな市場創成を目指します。産総研の技術を社会へ還元する取り組みのひとつです。NーMEMSコアインフラを活用した産学連携によるオープンイノベーション事業促進のため、マイクロナノオープンイノベーションセンター(MNOIC)を設置。個別企業で設備を整えるのが難しい8/12インチMEMSラインを共用して、あたかも自社のラインのように利用できるMyラボ、Myファブを提供します。SiCパワーエレクトロニクスの実用化を加速することを目的に、素材からシステムまでの有力企業が集まる民活型共同研究体(TPEC)が発足しました。共同研究体で試作品の流通・評価を進めて、研究開発の効率化とスピードアップを図ります。また今後の市場拡大に必要な技術者を養成するために、同時に人材育成を実施します。【TIA-nanoのオープンイノベーションモデル】 右図のように、オープンイノベーションハブを実現する4つの視点に、日本のものづくりの強みを生かす仕組み及びつくばの強みを生かす仕組みを組み合わせたグローバル産学官連携拠点をつくばの公的研究・教育機関プラットフォーム上に構築し、オープンイノベーションを推進していきます。【TIA-nanoの取り組み-コア研究領域・コアインフラ-】 ●ナノテクノロジー領域において、つくばの研究基盤インフラを活かした6つのコア研究領域を設定しました。国家プロジェクトを中核にして、産学官連携研究を強力に推進しています。●TIA-nanoを支えるコアインフラには、技術の実証評価を担うスーパークリーンルーム等の高度な試作ファンドリーや、産総研、NIMSに整備・蓄積されたナノ計測、ナノ加工設備、KEKの放射光研究施設等があります。一部は、共用設備として広く公開されています。また、筑波大学及び関係大学と連携の下、最先端研究インフラを活用して、次世代の産業技術を担う人材育成を行っていきます。つくばイノベーションアリーナ(TIAーnano:ティア-ナノ)世界的なナノテクノロジー研究拠点の形成-オープンイノベーションの実践-ナノテクノロジーの研究設備・人材が蓄積されているつくばにおいて、産総研、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)が中核となり、経団連の協力を得て、世界的なナノテクノロジー研究・教育拠点を形成しています。オープンイノベーションハブを実現する4つの視点ものづくりの強みを生かす仕組みつくばの強みを生かす仕組みナノエレクトロニクスパワーエレクトロニクスナノグリーンカーボンナノチューブナノ材料安全評価N-MEMSナノデバイス実証・評価ファンドリーナノテク共用施設ナノテク大学院連携強みを補強する性能・安全性評価知的資産蓄積グローバル強者連合高度部材産業の強みを生かす垂直連携装置・部材知的資産蓄積性能・安全性評価 つのコア研究領域6 つのコアインフラ3オープンイノベーションアンダーワンルーフ(共創場)技術融合成果の社会への還元~サステイナブルな資金循環~多様な研究・人材の集積~コアインフラの整備と無形知的資産の蓄積~内部と外部の境界の柔軟な設定公的研究・教育機関をプラットフォームとしたグローバル産学官連携拠点+TIAーnanoモデル08研究組織と概要
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