2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財リンパ管可視化メダカリンパ管再生医療技術●組織可視化メダカの作製技術●疾患モデルメダカの作製技術●メダカ生体内イメージング技術● 特開2009-136235 (2009/06/25)「リンパ管可視化トランスジェニックメダカ及び該メダカを用いたリンパ管新生阻害薬のスクリーニング法」謝辞: 本研究の一部は、科研費(23122522)の助成を受けたものです。 ヒトの再生医療技術として、患者さんから採取した細胞を増殖し、リンパ管内皮前駆細胞に分化させ、それを移植する手法が想定されます(右図上)。そのためには、リンパ管内皮前駆細胞を選別する技術が必要です。 そこで、私たちはリンパ管可視化メダカを開発し、その生体内イメージングによりリンパ管内皮前駆細胞を観察することに成功しました(右図下)。このリンパ管内皮前駆細胞の遺伝子発現を解析することで、選別する基準となる遺伝子発現マーカーの同定を目指しています。 リンパ管は、免疫、体液循環、脂肪吸収など体内の恒常性維持に重要な働きを担っている器官ですが、これまで、その形成機構についての研究は進んでいませんでした。その理由として、①リンパ管は管壁が薄いため識別が難しい、②遺伝学的に扱いやすい実験動物モデルの不在、といった問題がありました。 そこで、私たちは発生生物学や遺伝学的研究のモデル生物として優れているメダカを使いリンパ管形成・再生機構を明らかにし、リンパ浮腫などリンパ管の異常による病気の治療法開発に貢献することを目指しています。 ●実験上の倫理的な障壁が低い次世代実験動物モデル「メダカ」 ●生体内イメージングに適したリンパ管可視化メダカの開発に成功 ●リンパ管再生医療に向けた基盤技術の開発■ 研究担当:出口友則/川崎隆史/弓場俊輔 ■ 健康工学研究部門 組織・再生工学研究グル-プ/細胞分子機能研究グループ■ 連携担当:達吉郎 /小高正人 新規実験動物メダカを利用した再生医療基盤技術の開発● 研究拠点関西センター95ライフサイエンス分野第6会場L-16L-16

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