2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財自己励起蛍光蛋白質・BAF(上)とバイオマス複合材料(下)BAF-バイオマス複合材料を用いたプロテアーゼ検出試薬の原理● プロテアーゼ活性を指標とする病原微生物のReady-to-Go検出キットの開発●セルロース系素材の高度化利用法の開発など● 特許第4604185号(2005/09/16)「耐熱性セルロース結合ドメイン」● 特開2008-283959 (2008/11/27)「高いエネルギー移動効率を有するBRET発現系」● 特願2011-277363 (2011/12/19)「セルロース/キチン系高分子発光材料」 発光クラゲの天然GFP発光機構を凝縮した、人工蛋白質(BAF)をセルロース系(例えば「紙素材」)、並びにキチン系のバイオマス素材と複合化させ、発光蛋白質を「低環境負荷材料」として、手軽に取り扱うことが可能な基盤技術開発に成功しました。 当該複合材料は、室温下での風乾状態で、4ヶ月を超える長期間保存後でも、蛍光蛋白質としての蛍光活性並びに、BAFとしての化学発光活性を確認しました。従来の常識を著しく超える安定性です。アイディア次第で発光蛋白質素材としての活用可能性が一気に広がります。 2008年のノーベル賞受賞で世界的に注目を集めた緑色蛍光蛋白質(GFP)は、基礎医学・基礎生物学という限られた研究分野では現在も必要不可欠なツールですが、未だにその活用領域は研究室内に限定されています。 GFP利用が遺伝子発現を伴う「細胞利用」という従来の枠組みを超えて、かつGFPの天然発光機構をも自在に活用することを目標に、低環境負荷性の蛋白質材料としての基盤技術開発を進めています。 必要時に即、利用可能な臨床検査試薬や病原菌検出用試薬など身近な生活での発光蛋白質の実用化を目指します。 ●常温で長期乾燥保存が可能な発光蛋白質素材を開発 ●発光性塗料やReady-to-Go検査試薬など活用方法はアイディア次第 ●蛋白質-バイオマス複合材料として、究極の低環境負荷性能を実現■ 研究担当:星野英人/上垣浩一 ■ 健康工学研究部門 細胞分子機能研究グル-プ/生体分子機創製研究グル-プ■ 連携担当:達吉郎 /小高正人 発光蛋白質-バイオマス複合材料の開発● 研究拠点関西センター89ライフサイエンス分野第6会場L-10L-10

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