2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財グルタミン酸受容体のシナプス間移動の可視化2光子吸収を用いた神経細胞内分子の光標識技術●神経細胞における遺伝子の発現技術●2光子吸収による分子標識技術●神経活動の光学的計測技術謝辞: 本研究の一部は、科学研究費補助金(20500304)の助成によるものです。 2光子顕微鏡を用いて、生きた神経細胞内における分子動態を単一シナプスレベルで解析する技術を開発しています。この手法により分子動態と神経機能変化の関係を解析して、特定の分子と機能発現の因果関係を明らかにできることが期待できます。 要素技術の開発を進めながら、最終的には自動計測系を構築し、ハイスループットに分子動態のイメージングを可能とするシステムの構築を進めています。 ストレスの多い現代社会、また、直面している高度高齢化社会において、うつ病・痴呆等に代表される精神疾患・記憶障害は大きな社会的な問題となっています。しかし、疾患の原因や発症過程は十分に理解されていません。我々は、イメージング技術を元に、細胞内の任意の分子を可視化し、神経活動や記憶形成時における分子の動態を解析する技術を開発しています。この技術によって、脳神経疾患に関わる分子群の役割を正しく捉えることにより、疾患の原因解明と創薬におけるProof of conceptの確立を目指します。 ●痴呆・うつ病等の精神神経疾患における新たな解析方法が望まれる ●神経細胞内における特定分子の追跡による機能解析 ●創薬ターゲット分子の新たな解析手法として活用■ 研究担当:清末和之/落石知世/戸井基道/小島正己/亀山仁彦 ■ 健康工学研究部門 バイオインターフェース研究グル-プ/ バイオメディカル研究部門 脳遺伝子研究グループ/脳機能調節因子研究グループ■ 連携担当:達吉郎 /小高正人 神経疾患関連遺伝子解析のための機能イメージングシステム● 研究拠点関西センターつくば中央86ライフサイエンス分野第6会場L-07L-07

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