2012年研究カタログ
85/543

共同開発の経緯開発支援の内容と工夫 ゲノム解析によって多数の遺伝子が見つかりましたが、その半数程度の遺伝子は機能未知のまま残されています。これらには、医薬のリード化合物として重要な二次代謝系遺伝子などが多数含まれていると考えられますが、発現条件が限られていることなどから効率的な解析が困難でした。多数のゲノム解析が可能になり、これらの遺伝子を解析する方法として、比較ゲノム解析が有力な方法となりつつあります。本研究では、ゲノム上の遺伝子の位置と機能との関係性、複数の異なるソフトウェアによって予測されたパターンの共通性などを利用して解析を進めています。 塩基配列の解析技術が飛躍的に進歩したことにより、これまでに考えられなかったような大規模なゲノム情報が得られるようになりました。この情報を有効に使いこなすためには、ゲノム情報を様々な角度から解析して直感的に示すことにより、着目すべき点などを効率的に見つけていく必要があります。そこで、インシリコバイオロジー(株)との連携により、塩基配列、遺伝子のアノテーションだけでなく、遺伝子の発現情報や情報処理によって解析された多様な結果を柔軟に表示することにより、新たな遺伝子や解析方法の発見を行うためのソフトウェアを開発しています。■ 研究担当:町田雅之 ■ 生物プロセス研究部門 生物システム工学研究グループ■ 連携担当:産総研ライフサイエンス分野研究企画室 ゲノムを見て遺伝子を見つける製品の概要と特徴● 4種類の文字列の並びであるゲノム塩基配列とその処理結果を分かりやすく表示します。● 柔軟な表示により、解析結果の直感的な理解や生物実験での利用を容易にします。連携可能な技術・知財●新規二次代謝化合物の探索、生産技術の開発● 生合成遺伝子の同定、生産性向上に有効な遺伝子の同定謝辞: 本研究の一部は、平成19年度中小企業支援型研究開発制度によって行われました。��������������1����2������������ATGACCCTGCAAGCAATCAAATATAGTGGTGGCAAACTTGCTATCATTGATCAACTGCAGCTTCCACATGTTGAGAAGTACGTTACGATACATAC��������������������������配列からゲノムまでのシームレスな表示全体の表示イメージ83ライフサイエンス分野第6会場L-04L-04

元のページ 

page 85

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です