2012年研究カタログ
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■ メタンハイドレート研究センター■ 研究センター長:成田英夫■ 連絡先:メタンハイドレート研究センター アライアンス事務局 ■ 連携担当:海老沼孝郎 ガスハイドレートの機能活用技術ハイドレートとビジネスチャンス研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●LNGに代わる省エネルギー天然ガス輸送・貯蔵技術を開発 ●大きな融解潜熱を利用したヒートポンプ・蓄熱用熱媒体を設計 ●環境に優しく効率的なCO2、H2Sなどのガス分離・回収技術を導入 メタンハイドレートを始めとするガスハイドレートの物理的特性は、産業利用へのヒントを与えてくれます。例えば、①高密度にガスを包蔵すること、②融解潜熱が大きいこと、③ガスの種類によって生成・解離条件が大きく異なること、④温度変化に対する圧力応答特性が高いこと等です。 それらの特性を利用した省エネルギー天然ガス輸送・貯蔵プロセス、高効率ヒートポンプシステム、環境に優しいガス分離システムなどの新たな産業技術の創出が期待されます。 天然ガスハイドレートによる天然ガス輸送・貯蔵システムでは、LNGのような極低温(-162℃)を必要としないことから、20%程度のCAPEXの低減、10%程度のOPEXの低減が期待されます。また、ガスハイドレートの生成・分解に伴う大きな潜熱を利用するとともに、従来システムよりガスの圧縮動力を低減した高性能ヒートポンプシステム向けの冷媒開発を行っています。さらに、常温、常圧で生成可能なセミクラスレートハイドレートを利用して、ハイドレートの中空籠状結晶構造に包接可能なガス種のみを選択させるガス分離・回収技術を開発しています。● ガスハイドレート及びセミクラスレートハイドレートの物性、結晶構造、動特性、力学・強度特性、自己保存現象などの解析・評価● ガス貯蔵・輸送、ヒートポンプ・温度差発電、ガス分離などにおけるガスハイドレート及びセミクラスレートハイドレートの利用。● 特許第3826176号(2006/07/14)「気体の分離剤及び気体を分離濃縮するための方法と装置」● 特許第3855016号(2006/09/22)「包摂水和物を用いた蓄冷方法および蓄冷熱装置」 他ガスハイドレート物理的特性利用技術体系��������������������������������������● 研究拠点北海道センターつくば西78環境・エネルギー分野西会場E-63E-63

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