2012年研究カタログ
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■ 研究担当:金賢夏/寺本慶之/根岸信彰/尾形敦 ■ 環境管理技術研究部門 環境負荷制御研究グループ■ 連携担当:黒澤茂 吸着と酸素プラズマを利用したVOCの完全酸化技術研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●プラズマ-吸着-触媒の相補的融合による高効率、高選択率の低温反応系の確立 ●貴金属を使用しない低温触媒反応系の確立 ●中小規模のVOC排出源、脱臭、室内空気浄化、廃水処理などへ展開 本研究では、触媒機能を付与した吸着剤と酸素プラズマを複合化したシステムにより、大気および水から触媒表面に濃縮された有機系汚染物質を室温下でCO2まで完全酸化分解できる高度浄化技術の確立を目標とします。特に、室温付近の動作温度においても分解率100%、及びCO2への選択率100%を達成することで、吸着材を廃棄せず繰り返し使用できる革新的な環境対策技術確立を目指します。 大気・水など環境中に分散した汚染物質を触媒表面の狭い局所空間に濃縮してから酸素プラズマにより集中処理することでエネルギー効率の向上(省エネルギー効果)が大いに期待できる「低エネルギー消費型環境汚染物質の処理技術」です。ゼオライトに銀、銅などのナノ粒子を担持することで、酸素プラズマ中における高い触媒活性と吸着能力を備えた材料の開発と評価を行っています。また、プラズマによる触媒の低温活性化のメカニズム解明について触媒化学-プラズマ物理-電気工学など様々な視点から研究しています。● プラズマ触媒技術、サイクル技術を利用した各種汚染物質の除去技術の解析と評価● ICCDカメラによる触媒表面で発生する低温プラズマの様子の観察と活性の事前評価技術● 特許出願情報2004-40534「低温プラズマを用いる排ガスの浄化方法及びその浄化装置」謝辞: 本研究は、科研費「若手研究A」、NEDO「産業技術研究助成(07A21202a)」、環境省「環境研究・技術開発推進費(S2-01)」等により行われたものです。吸着と酸素プラズマのサイクルシステムの概念図触媒表面で発生するプラズマの観察● 研究拠点つくば西57環境・エネルギー分野西会場E-42E-42

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