2012年研究カタログ
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ナノテクノロジー・材料・製造分野では、先端ナノテクノロジーをフルに活用し、ナノ材料の大型/大面積部材、量産プロセス技術の開発や、震災に立ち向かう技術開発について果敢に挑戦しています。それらの成果をnano tech 2011、2012に出展を行い、両年ともnano tech大賞特別賞を受賞しました。 関連展示:N-14~21左:計測・計量標準分野と共同開発した小型放射線量計右:プルシアンブルーを用いたCs除染用染色綿布 理論・シミュレーション技術とナノテクノロジーに関する実験技術を融合させてグリーン・イノベーションの核となるソフトマテリアルやナノ粒子など、ナノレベルで機能発現する材料や部材の開発に取り組んでいます。また、部材の軽量化や低消費電力デバイス等への応用が期待される単層CNTやグラフェンなどを産業に結びつけるために、量産技術とその応用化も推進しています。関連展示:N-01~09、N-54~N70、N-88~N91左:非イオン性界面活性剤水溶液フィルム中のミセルキュービック相右:チタン並みの熱伝導性をもつ単層CNT複合材料 自動車をはじめ多くの家電製品には、その優れた機能を発現するためにレアメタルや貴金属などの限りある鉱物資源が多く利用されています。そこで、ジスプロシウム(Dy)を使用しないサマリウム-鉄-窒素(Sm-Fe-N)磁石の開発など、希少資源代替材料技術の研究開発を推進しています。また、省エネルギーに資する重点課題として、省エネ型パワーデバイスを実現するため、ダイヤモンドパワーデバイスの開発にも取り組んでいます。関連展示:N-10~N13、N-36~N53左:Dyを使用しないSm-Fe-N磁石右:ダイヤモンドダイオードを用いたパワーデバイス用整流素子 産業競争力を維持し、さらに産業活動による環境負荷の低減を実現するには、新しい製造プロセスが必要不可欠です。そこで、多品種変量生産へ対応できる低環境負荷型あるいは資源生産性を考慮した製造技術、新規特性を創出する製造技術、現場の可視化による付加価値の高い製造技術の開発に取り組んでいます。また、MEMSの高度化、普及を推進するために、異分野のMEMSデバイスを融合・集積化する製造技術や、MEMSデバイスをネットワーク化し利用した製造現場の消費エネルギーモニタリングシステム等の開発も行っています。関連展示:N-22~N35、N-71~N87、N-92~N98左:ステレオファブリック造形により作製した断熱容器右:MEMSで作成した並列化マイクロリアクターnano tech大賞特別賞革新的材料とデバイス資源の有効活用・代替と省エネルギー産業の環境負荷低減487特別展示X-21X-21

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