2012年研究カタログ
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産総研技術移転ベンチャー ■フレックタイム株式会社 今江理人、川上敏明、古川博之、藤井靖久、宮本祐介 メ-ルアドレス ■ 連携担当:ベンチャー支援室 時間・周波数遠隔校正システム事業のポイント事業のねらい事業の内容連携可能な技術・知財 ●標準器、計測機器の計測現場における校正の実現 ●実時間での校正実施 ●安価に国家標準と同等の時刻・周波数情報の提供 計量標準の標準器や計測機器の校正は、工業製品の品質の維持・向上のために必須の要件です。本研究開発は、遠隔地の時間・周波数標準分野の校正をGPS衛星、インターネットなどを用いて実現することにより、利便性の高い校正手法を提供することを目的としています。これにより、従来に無い「オンサイト・オンマシン・リアルタイム」校正という新しい概念の実現を目指しています。さらに、末端の装置内蔵発振器を時間・周波数国家標準へ同期させる機能により、安価に国家標準と同等の時刻・周波数源を利用者に提供することを可能としています。 本研究開発では、GPS衛星コモンビュー法と呼ばれる手法により遠隔地の発振器の比較を実現し、インターネットによるデータ伝送により遠隔校正を実現しています。図2に示すような端末装置の小型化により、手のひらサイズの小型端末装置などがすでに提供可能であり、さらに校正事業者などに向けたサーバシステムを含め、時間周波数遠隔校正トータルシステムとして提供することが可能です。また、端末装置の超小型化による末端の計測機器への組込やデータ伝送の合理化など利便性・信頼性の向上に向けた研究開発を進めています。●生産現場の計測機器のリアルタイム状態監視●トレーサビリティのとれた時間・周波数計測技術●タイムビジネスやシームレス測位分野●特許第4883555「発振制御装置及び同期システム」謝辞:本研究の一部は、NEDO委託開発事業「計量器校正情報システムの研究開発」、JST A-STEP、NEDOイノベーション実用化開発費助成(研究開発型ベンチャー技術開発助成事業)により行われたものです。図1 オンサイト・オンマシン・リアルタイム校正の概念図2 遠隔校正用小型端末装置(190×95×40 mm)● 研究拠点つくば444ベンチャー第2会場V-02V-02

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