2012年研究カタログ
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■ 研究担当:光畑裕司/上田匠/横田俊之/神宮司元治/中島善人 ■ 地圏資源環境研究部門 物理探査研究グループ■ 連携担当:内田利弘 地下可視化技術による環境保全・防災へのアプローチ研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●物理現象を利用した地下探査・可視化技術の開発・高度化 ●地圏の資源・環境評価および防災のための地下構造調査への適用 ●室内実験から野外調査、浅部から深部、マルチスケール・ディシプリンで 地層処分、土壌・地下水汚染等の地圏環境分野における地盤・岩盤の評価及び、地熱・地中熱、海底熱水鉱床等の資源・エネルギー分野や液状化、断層等の防災分野における地質・地盤構造調査に不可欠な地下探査技術の開発と適用研究を行っています。具体的には、探査手法の考案、データ取得や処理システムの開発、データから対象を推定する逆解析手法・ソフトウェアの開発を実施しています。加えて、岩石物性試験、物性解釈、数値シミュレーション等を行っています。本研究を通じ、地圏の資源・環境・防災分野への基盤技術を提供します。 活断層の地下での構造を把握するためには、トレンチやボーリング掘削調査、そして反射法地震探査による調査が一般的ですが、我々は各種物理探査法を複合的に適用し、様々な深さのスケールで連続的に、そして複眼的にイメージングすることを目標に研究しています。 埼玉県北部に存在する櫛挽断層は、関東平野北西部と関東山地との境界に位置し、深谷断層と平井断層と共に関東平野北西縁断層帯を形成しています。我々は、本断層を挟んで、各種電気・電磁探査法や地中レーダ探査、反射法地震探査を適用し、断層構造をイメージングしました。● 地下構造把握のための各種物理探査法の適用相談、データ解析技術の開発●浅海の海底下を対象とする電磁探査技術●地盤の液状化評価のための物理計測技術● X線CT、NMRによる地質試料の内部構造計測と物性解析謝辞: 本研究の一部は、独立行政法人原子力安全基盤機構「原子力安全基盤調査研究の公募研究」(平成20~22年度)の下で実施しました。反射法地震探査結果(中段)。断層付近で反射面の連続性が途切れる。電磁探査法(CSAMT)法結果(下段)。反射面の不連続部に、縦長の低比抵抗異常を確認。● 研究拠点つくば中央438地質分野第7会場G-20G-20

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