2012年研究カタログ
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■ 研究担当:西岡将輝 ■ コンパクト化学システム研究センター 触媒反応チーム■ 連携担当:南條弘 分析機器への組込可能なマイクロ波リアクターモジュール研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●携帯電話技術利用による小型マイクロ波リアクター ●反射波解析によるリアクター(温度、気泡の混入など)のセンシング可能 ●小型モジュール構造により、分析機器など装置組み込みが容易 反応場にマイクロ波を照射することで、反応時間の大幅な短縮や、迅速な温度制御が可能なことが知られています。しかし、マイクロ波反応プロセスは、マイクロ波照射ムラや電磁波漏えい対策など設計にノウハウが必要であり、小型化が難しいなど、普及が進んでいませんでした。産総研東北センターでは、幅広い反応器形状に対応でき、制御性が高く、小型化が可能なマイクロ波照射技術の研究を行っています。この度設計ノウハウがなくても、簡単に利用できるマイクロ波リアクターモジュールを開発しました。 電磁波の照射状況を高精度に制御することができる、周波数可変型の半導体マイクロ波源を利用した、マイクロ波リアクターモジュールを開発しました。このモジュールは加熱だけでなく、反射マイクロ波の解析により、反応管温度や、気泡・異物の混入を検出できるため、安定性の高い化学反応プロセスの構築が可能です。また、マイクロ波発生部を含めた装置の小型化を進めており、ポータブル分析機器へのマイクロ波リアクターの組込にも、簡便に利用することができます。●各種マイクロ波反応プロセスの開発●マイクロ波リアクターの組込●可搬型分析装置などへのマイクロ波リアクター組込● 特許出願情報 特許第4759668(2011/6)「マイクロ波加熱装置」、 特願2007-248246(2007/9)「マイクロ波装置」、 2010-195196 (2010/8)「フローインジェクション分析装置及び分析方法」、 2011-105591 (2011/5)「物質の状態の測定、検出方法及び検出装置」、 2012-109818(2012/5)「液体の気化方法および装置」他���������������������装置組み込み用マイクロ波リアクターモジュール気泡成長時の高速カメラ像(a)と反射波(b)● 研究拠点東北センター41環境・エネルギー分野第5会場E-26E-26

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