2012年研究カタログ
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■ 研究担当:岡井貴司/今井登/金井豊/御子柴真澄/太田充恒/久保田蘭/立花好子 ■ 地質情報研究部門 地球化学研究グループ■ 連携担当:内田利弘 地球化学図地球化学標準物質研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●身の回りの環境汚染・自然放射線量が一目で分かる地球化学図 ●陸から海への元素の移動と分布および拡散メカニズムを解明 ●分析に役立つ国際標準に準拠した岩石・鉱石・土壌などの標準物質 日本全国の陸から海に至る元素の分布が一目で分かる地球化学図を作成します。これにより、全国規模での土壌汚染や海洋汚染などを評価するために必要な、環境汚染元素の分布と移動・拡散メカニズムを解明するとともに、いくつかの元素の含有量から、放射能汚染を評価する基準となる自然放射線量を算出することができます。 また、岩石・鉱石・土壌などを分析するときに役立つ国際標準に準拠した標準物質を提供します。これは、地球科学のあらゆる分野における正確な分析・計測データを得るための標準として利用されます。 陸と海から8000個以上の試料を採取し53元素を分析して地球化学図を作成しました。これにより陸から沿岸海域における元素の分布と移動・拡散メカニズムを明らかにするとともに、カリウム及びウラン、トリウム含有量を用い、大地からの自然放射線量の分布を明らかにしました。 また、地質試料の分析に役立つ国際標準に準拠した岩石・鉱石・土壌などの標準物質を1964年以来50年近くにわたって作製し、化学組成や同位体組成、年代値の信頼性の高いデータを定め公表してきました。この標準試料は分析精度を高める標準として世界中で活用されています。●地理情報システムを使った、広域データマッピング●環境汚染・自然放射線量等の基盤データの提供●地質試料中、主成分・微量成分の精密化学分析●多数の試料を効率的に処理するルーチン分析技術●地質試料の化学分析用試料採取・調製謝辞: 地球化学図の研究の一部は、環境省公害防止等試験研究費によって行われたものです。海と陸の地球化学図(自然放射線量、クロム)地球化学標準物質(認証書、ホームページ、源岩石)● 研究拠点つくば中央424地質分野第7会場G-06G-06

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