2012年研究カタログ
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■ 研究担当:池原研/荒井晃作/片山肇/板木拓也/天野敦子/佐藤智之 ■ 地質情報研究部門 海洋地質研究グル-プ■ 連携担当:内田利弘 海洋地質図プロジェクト:資源開発・防災へ向けた取り組み研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●国の知的基盤整備の一環として日本周辺海域の地質調査を実施 ●「海底地質図」、「重・磁力異常図」、「表層堆積図」を作成 ●資源開発や地震等に対する防災・減災に資する情報として活用 日本は周囲を海で囲まれ、様々な恵みを得ていると同時に、津波や台風などの災害の危険にも常に晒されています。そのため、海底を含めて海を良く知ることは、安心・安全な社会を構築するという観点から非常に重要と言えます。海底にはまだ開発されていない鉱床が眠っており、それらは昨今の資源危機に対する方策として期待されています。また、巨大地震や気候変動とそれらのメカニズムを知るために海底の調査が行われています。日本の周辺で整備が進められている海洋地質図は、これらの海域における施策や調査・研究の基礎情報となります。 広大な海底を調査するために、調査船と様々な機器を使用します。音波、磁力、重力を使った物理探査によって海底面や海底下の状況を調べます。また、海底から堆積物や岩石を採取し、その特徴や地質年代を調べます。これらのデータをもとに、海底下の地層の分布と地質構造を示した「海底地質図」、重力・磁力の分布を示した「重・磁力異常図」、海底表層堆積物の粒度や種類を示した「表層堆積図」が作成されます。●海洋地質調査手法の開発●海底資源、海域活断層の評価● 100万分の1及び300万分の1縮尺の広域図と詳細な20万分の1縮尺の海洋地質図があり、現在までに76図を整備(出版情報:http://www.gsj.jp/Map/JP/marine.htm)● 2006年には日本列島主要四島周辺の調査を終え、2008年より沖縄・東シナ海海域での調査を開始海洋における地質調査手法の例(左)と現在までに出版されている海洋地質図の区域(右)● 研究拠点つくば中央422地質分野第7会場G-04G-04

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