2012年研究カタログ
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■ 研究担当:林繁信 ■ 計測フロンティア研究部門 ナノ移動解析研究グループ ■ 連携担当:齋藤直昭 固体NMRによる材料のナノ構造解析とスペクトルデータベース研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●固体のまま測定して原子レベルの構造を探る ●固体内の原子、イオン、分子の運動を非破壊で観察 ●固体NMRスペクトルデータをインターネットで無料公開中 新しい物質や材料を生み出すためには、その構造を原子のレベル(ナノレベル)で明らかにすることが必要となってきます。「固体NMR」を用いることにより、物質や材料を壊すことなくそのままの状態でナノ構造解析を行うことができます。私たちの研究グループでは、従来蓄積してきた固体NMRの高度な測定・解析技術を生かして、さまざまな物質や材料のナノ構造解析を行っています。また、固体内における原子、イオン、分子のダイナミクスのナノレベル計測・解析も進めています。 「固体NMR」を用いて、さまざまな物質や材料のナノ構造およびダイナミクスを調べています。固体酸・塩基触媒の酸・塩基特性、イオン伝導材料におけるイオン拡散とそのメカニズム、水素貯蔵材料における水素のサイトと拡散挙動、無機有機ハイブリッド材料における無機有機界面の構造などを主に調べています。また、従来産総研で蓄積してきた固体NMRスペクトルデータを基にデータベースを構築し、インターネットで一般公開(無料)しています。並行して、研究所内外の材料研究グループと共同研究を行っています。●固体NMR測定・解析技術●固体材料の構造解析●固体中における水素やリチウムイオンの拡散解析謝辞:本研究の一部は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「水素貯蔵材料先端基盤研究事業(HYDRO☆STAR)」および「超ハイブリッド材料技術開発」により行われたものです。本研究の一部は、科研費(No. 23550236)の助成を受けたものです。固体NMR装置(400MHz)固体NMRスペクトルデータベース● 研究拠点つくば中央418計測・計量標準分野第5会場S-63S-63

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