2012年研究カタログ
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■ 研究担当:齋藤剛/山路俊樹/渡邊宏/衣笠晋一 ■ 計測標準研究部門 計量標準システム科 計量標準基盤研究室■ 連携担当:石川純 有機化合物のスペクトルデータベース(SDBS)研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●産総研で独自に測定・評価した3万4千化合物の高精度スペクトルをデータベース化 ●産業現場、教育現場で利用できる標準スペクトルをウェブで無料公開 ●80年代から継続するスペクトルデータベース活動 有機化合物の同定には、核磁気共鳴(NMR)、赤外分光(IR)及び質量(MS)スペクトルは重要です。本研究は、有機化合物のアイデンティティとして、標準スペクトルをウェブで社会へ無料提供することで、標準品との比較検討に代えて活用してもらう事を目的としています。一般有機試薬のスペクトルが中心ですが、近年は農薬など環境や食の安全に関わる物質を多く収集しています。これまでの良い部分は継続しつつ、ユーザの利便性をより向上するために化合物収集の方針やウェブでの情報発信方法を見直すなど新たな展開を検討しています。 NMR、IR及びMSスペクトルを測定し、独自に設定した評価基準を満たしたスペクトルを公開しています。NMRスペクトルへは帰属も行っています。1000スペクトル/年のペースで新規公開を行っています。近年は、農薬、医薬、合成樹脂、香料、食品、触媒など産業現場で利用していただいている実状に応えられるよう、関係する実用的な化合物を新たに取り込むことにも力を入れています。公開済みのスペクトルに対する不備の指摘に対しては迅速に検証を行い是正するなど対処して、正確で信頼性の高いデータを提供するよう努めています。●NMR、IR、MS スペクトルの標準的な計測技術● 著作物:NMR、IR、MS、ESR、Raman のスペクトルデータ●実計測データにもとづく信頼性の高いスペクトル予測 URL: http://riodb01.ibase.aist.go.jp/sdbs/謝辞: 本研究は、東京化成工業㈱より長年にわたり試薬の無償提供を受けてきました。日本香料工業会、(一社)日本試薬協会からも試薬の無償提供を受けています。URL: http://riodb01.ibase.aist.go.jp/sdbs/免責事項に同意してSDBSを利用化合物検索情報の入力化合物情報スペクトル情報結果表示のオプション化合物情報の表示化合物情報化合物:34 272化合物の詳細情報スペクトルへのリンクスペクトル情報1H NMR:15 608帰属情報(NMRのみ)IR:52 924MS:24 90213C NMR:13 868Raman:3575ESR:1995● 研究拠点つくば中央416計測・計量標準分野第5会場S-61S-61

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