2012年研究カタログ
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■ 研究担当:相澤崇史 ■ コンパクト化学システム研究センター コンパクトシステムエンジニアリングチーム■ 連携担当:南條弘 洗浄機構付き高圧スプレー容器の開発研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●希釈溶剤半減! 環境に優しい二酸化炭素スプレー塗装用の容器です ●電源不要で1m2をしっかり塗装! 自動車補修用途に最適です ●使用後は自動で洗浄&ガス抜き! リサイクル使用に適したスプレー容器です 有機溶剤系スプレー塗装では、塗料原液を有機溶剤で希釈し低粘度化することで、噴霧・塗装していますが、希釈剤として高圧の二酸化炭素を用いると、VOC(揮発性有機化合物)排出を大幅に低減した環境に優しい塗装が実現します。我々のグループでは小型部品用の連続塗装機の製品化を達成しておりますが、今回、多色少量を噴霧する現場に求められる、工場にて調整済みの塗料を噴霧する二酸化炭素塗装用のスプレー容器を発表します。本スプレー容器は希釈剤のVOC排出を半減する効果があります。 スプレー容器は、二酸化炭素を溶解した塗料を入れる部屋と、噴霧剤としての二酸化炭素を入れる部屋の2室で構成されています。噴霧側が均一相であるためスプレー容器をどの方向に向けても噴霧出来ます。使用後の洗浄・詰め替えを容易にするため、塗料を噴霧後、噴射剤の二酸化炭素が噴霧ラインの塗料を吹き飛ばす機構を組み込みました。スプレー容器に二酸化炭素を導入する作業が現在の法律では高圧ガスの製造にあたるため、この製造作業を管理された工場で一括して行え、塗装現場では大きな塗装装置を導入することなく簡単に塗装できます。●二酸化炭素塗装技術●液体/固体への二酸化炭素の溶解量測定技術●二酸化炭素の存在下での粘度測定技術● 特許出願情報2011-084982 (2011/04/27)「噴霧配管内に対する洗浄方法及びそのためのスプレー容器」スプレー容器の外観と噴霧の様子従来のスプレー缶と開発したスプレー容器の比較● 研究拠点東北センター39環境・エネルギー分野第5会場E-24E-24

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