2012年研究カタログ
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■ 研究担当:寺崎正/徐超男/上野直広/山田浩志/藤尾侑輝/坂田義太郎 ■ 生産計測技術研究センター 応力発光技術チーム■ 連携担当:菅原孝一 近赤外応力発光技術による明所・生体計測研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●力学刺激で発光する【応力発光センサ】を使い、欠陥やひずみの状態を可視化 ●生産機械・部品(設計支援)、橋梁・建物・パイプライン(構造物診断)で実績 ●近赤外応力発光技術の開発により、明環境・生体内での計測に対して、可能性拡大 本研究の目的は、応力発光技術を用いた、破壊に繋がる危険な応力集中の早期発見、診断、予知を行う技術の創製です。高度経済成長期に整備された社会資本(橋梁、高速道路等)は、今後10~20年で、次々と耐用年数を迎えます。24時間体制で稼働する工場・発電所の異常(機器・パイプライン等)は、稼働停止・不安の要因です。更に、人工大腿骨など医療機器の力学情報は、生活の質に直結します。共通の課題は、力学異常の早期発見です。技術を提供し、長寿命化、経済的負担の軽減、省エネルギー、安全・安心な社会に貢献します。■ センサは応力発光粒子です。分散・塗布すると、応力集中・亀裂・欠陥を反映した応力発光画像が得られます。■ 生産機械の故障に繋がる応力の可視化、溶接部の診断、配管・圧力容器のき裂可視化、寿命予測に成功しました。■ 築50年の橋梁に潜む目視困難な微小き裂、従来検査では非検出のき裂の検知に成功しました。また、劣化に繋がる日単位の変動現象も、発光で捕える事ができます。■ き裂発生に伴う発光は明環境(数百ルクス)でも視認可能ですが、明所・生体内での計測を容易にする近赤外応力発光体を新たに開発しました。■室内では1年以上、室外でも3ヵ月以上は安定です。●応力発光技術によるひずみ分布の可視化・診断●応力発光シートセンサ、応力発光スプレー、等● 高感度小型応力イメージャー(応力発光センサ、産総研開発CCDシステム、ソフトウェアより構成)謝辞:本研究の一部は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST)(代表:徐 超男)、文部科学省・科学研究費助成事業・若手研究(A)(代表:寺崎正)の一環として行われました。応力発光技術の特徴、実用例、明環境適応例【コア技術】 = 応力分布の可視化【橋梁のモニタリング例】【明環境での応力発光計測を実現!】写真応力発光画像10 cm目視できない微小き裂の可視化目視確認の先端応力発光画像写真シミュレーション試料AA応力発光画像● 研究拠点九州センター392計測・計量標準分野第1会場S-37S-37

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