2012年研究カタログ
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■ 研究担当:城野克広/田中秀幸/榎原研正 ■ 計測標準研究部門 計量標準システム科 計量標準基盤研究室■ 連携担当:石川純 技能試験などの試験所間比較における統計的手法の開発研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●試験所間比較による試験所のパフォーマンス評価のための統計的手法の開発 ●測定方法標準化のための共同試験計画法の構築と結果の解析 ●複数試験所の共同測定結果を利用した標準物質などへの値付け JIS Q 17025に基づいた試験所認定を受けるためには、試験所間比較などによる技能試験への参加が求められています。試験所間比較データの解析の方法はJIS Q 17043の附属書やJIS Z 8405などで与えられていますが、測定の不確かさを考慮した上での解析方法の提案や、複数の回付物/配付物がある場合のパフォーマンス評価の提案は十分ではありません。また、測定方法の標準化や標準物質の開発の際にも共同試験が行われることが多いですが、そのための統計処理は手探りの状態と言えます。これらの幅広いニーズに対応する統計的手法の開発に取り組んでいます。 国際比較データをはじめとした不確かさのついた報告データを用いた参照値(真値の代用としての利用を想定した技術的妥当性のある値)の決定法と、それに基づいた各試験所の測定能力の評価指標の提案をしています。マイクロピペットに関するJIS改訂(JIS K 0970)のバックデータとして採取された試験所間比較データの解析とそれを基にしたJIS改訂への提言などを行っています。また、複数試験所の共同測定結果を利用した標準物質の値付けの妥当性などについての技術相談に応じています。● 比較試験によって得られたデータを用いた参照値の決定、不確かさ評価、パフォーマンス評価● 測定方法標準化のための複数試験所による共同試験計画法の構築と結果の解析● 複数試験所による共同測定や複数測定方法による標準物質の値付けとその不確かさ評価試験所間比較結果のダミーデータ(左)とその参照値の解析結果(右)エラーバーは包含確率95 %の区間。左図赤線は右図の最小値と最大値。報告値(dimensionless)参照値(dimensionless)201510501312111098712345678910111213参加試験所番号現行のBIPMの提案(メジアンを用いる方法)提案方法JIS Z 8405の方法真ん中の5つの単純平均● 研究拠点つくば中央388計測・計量標準分野第1会場S-33S-33

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