2012年研究カタログ
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■ 研究担当:三浦勉/野々瀬菜穂子/大畑昌輝/鈴木俊宏/朝海敏昭/チョン千香子 ■ 計測標準研究部門 無機分析科 無機標準研究室■ 連携担当:石川純 環境配慮設計のための標準物質開発研究のポイント研究のねらい研究内容 ●(アプリケーション)RoHS指令対応のプラスチックや鉛フリーはんだ等の無機成分分析 ●(研究の新規性)精確な同位体希釈質量分析法を含む複数の方法、試料分解法 ●(その他)トレーサビリティ、標準物質を用いて正確な無機分析を行う方法 メートル条約下の国際相互承認協定に対応する認証標準物質の供給を通じて、化学試験所や生産現場における無機分析の精確さの向上とトレーサビリティの確立を目指しています。開発した標準物質は、RoHS指令などの環境配慮設計に関係するものをはじめ、様々な無機分析に対応する材料を対象としています。また、これらの無機分析のために用いられる分析機器校正用として不可欠な無機標準液、pH標準液、高純度無機化合物を認証標準物質として広く普及させて、トレーサビリティが明確で精確さの高い無機分析の実現とその拡大を目指しています。 RoHS指令に対応したプラスチック標準物質、鉛フリーはんだ標準物質を開発しました。Cd、Cr、Hg、Pbを含むABS樹脂ペレット4種類とそれらを直径30 mmのディスクとしたもの、Cd、Cr、Hg、Pbを含有するPP樹脂ペレット1種類とそれを直径30 mmのディスクとしたもの、さらにCd、Cr、Hg、Pbを含有するPVC樹脂ペレット1種類です。開発の過程で、分析手法等に関する新しい知見が得られました。現在はプラスチック中のハロゲン分析法を開発しています。さらに、それらの分析を支える金属標準液、pH標準液、高純度物質の一次標準も開発しています。ポリプロピレン樹脂ペレット認証標準物質NMIJ CRM 8133-a(Cd, Cr, Hg, Pb分析用; 高濃度)ABS樹脂ディスク認証標準物質NMIJ CRM 8105-a(Cd, Cr, Pb分析用; 低濃度)ポリ塩化ビニル樹脂ペレット認証標準物質NMIJ CRM 8123-a(Cd, Cr, Hg, Pb分析用; 高濃度)鉛フリーはんだ認証標準物質NMIJ CRM 8203-a (高濃度)● 研究拠点つくば中央380計測・計量標準分野第1会場S-25S-25

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