2012年研究カタログ
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■ 研究担当:原野英樹/松本哲郎/増田明彦 ■ 計測標準研究部門 量子放射科 放射能中性子標準研究室■ 連携担当:石川純 進む中性子の産業利用をサポート~安全安心を支える中性子標準~研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●熱中性子~20 MeV領域までの正確な中性子フルエンス(率)、中性子線量当量(率)を提供 ●国際比較に参加し、国際的な信頼性と同等性が確保された中性子標準 ●さまざまな中性子線量計や中性子検出器の感度校正と特性評価が可能 原子力・医療・その他の産業における中性子利用の現場では利用者や施設周辺の安全・安心を確保するために中性子線量計が利用されています。中性子線量計の指示値の信頼性は、252Cfおよび241Am-Be中性子線源、熱中性子、20 MeVまでの単色中性子について中性子フルエンス(率)・中性子線量当量(率)の国家標準によって担保されています。線量計のトレーサビリティは、校正事業者を通し、ユーザーが利用できるよう整備されています。中性子線量計の指示値を正しく求めたり、開発段階の検出器や、中性子線源の特性評価等に対応しています。 252Cfおよび241Am-Be線源スペクトル、黒鉛パイルによる熱中性子、4 MVペレトロン加速器および300 kVコッククロフト・ウォルトン加速器による単色中性子(~20 MeV)の照射が可能です。生成中性子に対する高精度絶対測定手法を研究・開発しており、測定器に照射する中性子フルエンス(cm-2)や中性子線量当量(Sv)を正確に評価しています。また、252Cfや241Am-Be中性子線源からの中性子放出率(s-1)に関する研究も行っています。高エネルギー中性子標準の開発など新たなニーズに対応する取り組みも行っています。● 静電加速器を利用した広エネルギー領域単色中性子の発生技術および校正試験● 線源中性子の照射とフルエンス、線量当量の高精度評価● 標準トランスファ技術、特開2010-223632「中性子エネルギー測定器」本研究の一部は、地域イノベーション創出総合試験事業H20年度「シーズ発掘試験」、研究成果最適展開支援事業H22年度「A-STEP」にて行われました。速中性子標準トランスファのために開発した小型平坦応答中性子検出器中性子放出率標準トランスファのために開発した可搬型簡易中性子放出率測定器● 研究拠点つくば中央379計測・計量標準分野第1会場S-24S-24

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