2012年研究カタログ
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■ 研究担当:村田和久 ■ エネルギー技術研究部門 BTL触媒グループ■ 連携担当:宗像鉄雄 バイオマス液化用触媒の開発研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●触媒を用いて熱反応により非食用バイオマスから液体燃料などを製造する技術 ●ガソリン、灯軽油、ジェット燃料、エタノールなどの製造が可能 ●ガス化-液化の2段法、1段での急速熱分解などの基本技術を応用 900℃程度のガス化により得られたバイオ合成ガスの触媒による化学変換法は、空時収率が高く有望な方法の一つです。バイオ合成ガスから液体燃料または化学品中間体を製造する方法として、フィッシャー・トロプシュ合成による灯軽油製造及びメタノール、エタノールなどのアルコール合成のための触媒開発を行っています。またガス化より低温(500-600℃)での急速熱分解によるバイオオイル製造法についても平行して行っています。バイオオイルは、アップグレーディングによる燃料用途だけでなく、非化石由来の化学品中間体製造用としても期待されています。 バイオ合成ガスの1MPa以下での低圧フィッシャートロプシュ反応では、炭素数15以下の灯油/ジェット燃料に適する新規触媒の開発を行っています。1段法アルコール合成としては、銅系触媒ではメタノール/ブタノール等を含む混合アルコール生成が認められること、またロジウム系触媒ではエタノール選択率が向上することを確認しました。また最近ジメチルエーテルからの3段法エタノール合成について基礎技術を確立しました。ジャトロファ残渣を原料とした急速熱分解では、バイオオイル収率や生成物分布への触媒効果について検討しています。●高圧ガスの液化反応技術 ・急速熱分解技術● 特許出願情報2008-161147 (2008/06/20 ) 一酸化炭素と水素からの炭化水素の製造方法 ● 特許出願情報2010-154426(2010/07/07) 炭化水素の製造方法謝辞: 本研究の一部は、NEDO「バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発」およびJSTの「地球規模課題対応国際科学技術協力事業SATREPS」により行われました。DME利用3段法エタノール製造技術のスキーム熱分解装置バイオオイル含有物����������������������������● 研究拠点つくば中央36環境・エネルギー分野第5会場E-21E-21

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