2012年研究カタログ
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■ 研究担当:島田洋蔵/島岡一博/木下基/飯田仁志/ウィダルタアントン/堀部雅弘/岸川諒子 ■ 計測標準研究部門 電磁波計測科 高周波標準研究室■ 連携担当:石川純 超高周波標準計測に関する最新技術開発研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●超高周波帯(100 GHz超)電磁波物理量の計量標準を世界に先駆けて実現 ●超高周波帯の無線通信や計測機器の実用化のための国際基準適合性認証へ貢献 ●高精度なSIトレーサブル超高周波帯電磁波絶対強度測定センサの開発 これまで利活用が行われてこなかった100 GHzを超える超高周波帯において、高周波デバイス技術や超高周波信号の発生・検出技術の進歩により、スペクトル分析や無線通信への応用など超高周波帯電磁波利用が実現されつつあります。 電磁波の周波数は限られた資源であり、その安全な有効利用のために国際的な電波利用規則によって使用ルールが定められています。当グループでは、国際基準への適合性証明に必要な電磁波物理量の高精度計測技術と知的基盤技術としての高周波電力をはじめとする電磁波計量標準の開発を行っています。 電磁波の基本となる測定対象の物理量は、エネルギー量として高周波電圧、電力、雑音があり、回路量として高周波減衰量、インピーダンス(Sパラメータ)があります。当グループでは、これまで110 GHzまでの電磁波計量標準の整備を進めてきましたが、近年、電磁波の利用周波数が100 GHzを超える周波数帯に拡大しており、100 GHzを超える電磁波物理量についてSIトレーサブルな計量標準の開発を行っています。特に、高周波電力については、超高周波帯の電磁波強度試験装置および絶対強度測定センサの開発を、インピーダンスについては、超高周波帯基準導波管および反射・損失評価システムの開発を進めています。● 新素材や電子材料の高周波電気特性評価のための高精度で再現性の良い超高周波帯電磁波計測技術謝辞:本研究の一部は、「H21年度NEDO産業技術研究助成事業『ミリ波・サブミリ波領域のSパラメータ測定の国際標準化に向けた評価技術研究開発』」、および「『超高周波帯電磁波絶対強度センサと測定技術の開発』に関する(独)情報通信研究機構との共同研究」により実施されたものです。110 GHz帯電磁波強度試験装置と絶対強度測定センサ110 GHz帯高性能導波管● 研究拠点つくば中央372計測・計量標準分野第1会場S-17S-17

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