2012年研究カタログ
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■ 研究担当:梶川宏明/小畠時彦/小島桃子/飯泉英昭 ■ 計測標準研究部門 力学計測科 圧力真空標準研究室■ 連携担当:石川純 液体高圧力用重錘形圧力天びんの開発と圧力標準の現状研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●1 Paから1 GPaまでの9桁に及ぶ圧力範囲で国家標準を整備 ●液体高圧力標準の高度化のため大型の重錘形圧力天びんを開発 ●産業現場での圧力計測の信頼性向上に貢献 国民生活、社会、産業、科学技術の幅広い分野において、圧力の計測は欠かすことのできない計測の一つです。圧力真空標準研究室では、1 Paから1 GPaまでの幅広い圧力範囲で世界最高水準の圧力標準を開発・維持・供給し、産業現場での圧力計測の信頼性向上に貢献しています。 近年、材料開発や製造の分野だけでなく、生物科学や食品加工など多くの分野で100 MPaを超える高い圧力が利用されています。高圧力での圧力計校正を小さい不確かさで実現するため、1 GPaまで発生可能な大型の重錘形圧力天びんを開発しました。 液体圧力では、1 MPaから1 GPaまでの圧力範囲で、重錘形圧力天びんを用いて圧力の国家標準を整備しています。高圧力では、圧力天びん内にあるピストン・シリンダの変形量が大きくなり、発生圧力の不確かさが増大します。これに対して、圧力による変形量を制御可能な隙間制御型ピストン・シリンダと、合計約1000 kgの重錘を用いた大型の重錘形圧力天びんを開発し、不確かさを大幅に低減しました。 また、産業現場の圧力計ユーザに使いやすい形で圧力標準を提供できるよう、より利便性の高い圧力計校正技術の研究開発を進めています。●各種高精度圧力計の校正、特性評価●圧力標準の効率的な供給技術の開発●より利便性の高い圧力計校正技術の研究開発● 特許第4963121号(2012/4/6)「重錘形圧力天びん自動比較校正装置」● 特許出願情報2011-204434 (2011/9/20)「圧力計の校正装置及び校正方法」1 GPaまで発生可能な大型の重錘形圧力天びん● 研究拠点つくば中央363計測・計量標準分野第1会場S-08S-08

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