2012年研究カタログ
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■ 研究担当:藤本弘之/呂明子/大澤尊光/阿部誠 ■ 計測標準研究部門 長さ計測科 幾何標準研究室■ 連携担当:石川純 3次元非破壊計測をめざして-X線CTを計測に-研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●従来の形状測定装置に替わる非接触で非破壊な3次元計測技術 ●測定点の多い計測で、デジタルエンジニアリングへの展開 ●内外寸法測定精度µmを目指す X線CT装置による形状計測に数値的な裏付け、信頼性を付加することにより、対象内部の欠陥・不純物・不具合を三次元的に正しく計測・検査する技術を確立し、その技術普及と社会定着を目指します。この技術により製品の信頼性が向上するとともに、デジタルエンジニアリングに基づくものづくりサイクルの高速化が実現されます。計測標準を確立することで、国際的な整合性、国際競争力を客観的に評価できるようになります。さわれない、届かない、見えない場所を持つ物体の形状を正確に測ることが可能になります。・幾何形状の測定を可能とする高精度X線CT装置の開発 安定な構造、精密なメカニズムを導入したX線CT装置で、測定されたCT断面画像から正しく3次元形状を取り出すための手法を開発。・測定精度評価手法の開発 X線CT装置の寸法、形状測定能力に精度評価を付与できるように、トレーサビリティのとれた基準器及びそれを用いた評価法を開発。・工業標準の整備 産業用X線CT装置に関する用語JIS(JIS Z 2043)の原案作成、評価方法を定める方法規格(ISO 10360-CT)のための基礎データの収集。●X線CTによる先端的な測定アプリケーションの開拓● CT断面画像中のアーチファクトの削減技術、エッジ検出技術、境界決定技術の開発● 特許出願情報2011-54883「X線CT装置の校正及び評価用の標準ゲージ、並びに該X線CT装置の校正及び評価用の標準ゲージを用いたX線CT装置の校正方法及び評価方法」左:単純な幾何学形状を持つゲージの測定例右:ボールペン先に見る小さい部品の観察例内部形状評価用ゲージ測定中の高精度X線CT装置外観と、スケール校正用ゲージ測定中の装置内部の様子● 研究拠点つくば中央361計測・計量標準分野第1会場S-06S-06

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