2012年研究カタログ
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■ 研究担当:平塚淳典/横山憲二 ■ ナノシステム研究部門 スマートセンシンググループ■ 連携担当:太田敏隆 バイオセンサー工場見学:事業化目前のセンサーチップ作製現場を限定公開研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●ここでしか見られない事業化済、事業化目前のバイオセンサーチップ作製現場です ●高速全自動タンパク質解析システムを開発し、民間企業から上市しました ●家庭で使える高性能バイオセンサーチップを開発しています 疾患関連タンパク質を同定するためには、速やかにタンパク質を分析する必要があります。従来のタンパク質分離法(二次元電気泳動)では分析に半日以上かかっています。そこで産総研は高速全自動二次元電気泳動システムを開発しました。一方、糖尿病患者は一日に4,5回、自己血糖値測定器で血糖値を測定する必要があります。またストレスマーカー、コレステロール、肝機能マーカー等についてもベッドサイド、自宅で測定したいというニーズがあります。産総研はこれらのバイオマーカーを簡便に測定できる高性能なバイオセンサーの開発を行っています。 高速全自動タンパク質解析システムの開発に成功し、従来半日かかっていたタンパク質の二次元電気泳動分析が、100分しかも全自動で行えるようになりました。さらにシャープ株式会社が本システムを事業化、上市しました。 自己血糖値測定器に代表される安価で、簡易に測定できるバイオセンサーチップの開発を行っています。産総研ではすぐに事業化につなげられるよう、半量産スケールの加工装置を用い、センサーチップを作製しています。所有している装置には、レーザー加工機、切削加工機、圧着装置、裁断機、微量薬液塗布装置などがあります。● 電気泳動、クロマトグラフィー、免疫測定法によるタンパク質の解析、タンパク質分析システムの開発● 家庭で使える(Point Of Care Testing)バイオセンサーの試作、事業化● 特許4441653 「自動化2次元電気泳動装置および装置構成器具」、他多数謝辞: 本研究の一部は、NEDOバイオ診断ツール実用化開発事業(H18~20年度)の成果です。図1 タンパク質解析システム図2 バイオセンサーチップ作製装置● 研究拠点つくば東348ナノテクノロジー・材料・製造分野東会場N-91N-91

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