2012年研究カタログ
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■ 研究担当:増井慶次郎 ■ 先進製造プロセス研究部門 システム機能設計研究グループ■ 連携担当:市川直樹 上流段階での製品設計を支援する意思決定ツール̶シミュレーション・実験データの利活用による構想設計力強化̶研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●自由度が高い上流段階での設計力を強化するため支援ツールを提供 ●設計因子間の関係を明示化し、重要因子を抽出、設計上流段階での最適化を支援 ●設計者・エンジニアの衆知を集約した計算機による上流設計支援 製品に対する顧客満足度を高めるためには、使用段階でのサービスの提供など、全ライフサイクルに係るシナリオに基づき製品設計を行うことが重要です。このようなライフサイクル全般を対象とした設計は、設計対象が広範囲に渡るため、設計自由度の高い上流段階から十分に検討する必要があります。しかし現在設計タスクは専業化する傾向にあり、設計者やエンジニアの知識も分散しています。そこで本研究では、さまざまな設計因子間の関係を明示化するツールの整備など、上流段階で活用可能な意思決定支援ツールの開発を実施しています。 デザインブレインマップは、設計因子間の関係を明示的に表現します。因子間の物理的な関係について、実験結果やCAEによるシミュレーション結果などを適宜参照することが可能です。これにより、ある因子の影響を把握、重要因子を抽出、さらにボトルネック技術を早期に発見することが可能になります。下記のシミュレーション技術との連携により、製品使用段階(材料・部材・製品レベルの劣化・余寿命モデルを導入)を含めた製品ライフサイクル全体の収益性評価や環境性能評価を行うことができます。その他上流設計フレームワークで利用可能な技術●流体構造連成シミュレーション技術(右図)●固気混相流シミュレーション技術●ライフサイクルシミュレーション技術●品質、コスト、環境視点による総合評価ツール (TPIソフトなど)●テキストマイニングによる関連性分析手法“デザインブレインマップ”による設計因子間の関連性表現(産総研MZプラットフォームによる実装)��������������������������������������������設計変更後のリアルタイム性を重視したシミュレーション● 研究拠点つくば東340ナノテクノロジー・材料・製造分野東会場N-83N-83

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