2012年研究カタログ
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■ 研究担当:湯田坂雅子/張民芳/中村真紀 ■ ナノチューブ応用研究センター 機能性ナノチューブチーム■ 連携担当:湯田坂雅子 カーボンナノホーンのバイオ応用可能性研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●カーボンナノ材料を用いて高機能化した薬物送達システムを構築 ●バイオ応用に有利な小さいサイズのカーボンナノホーンを作製 ●カーボンナノ材料の生体への影響を解明し、実用化に貢献 薬物送達システムは、必要なときに必要な量の薬物を患部に集中的に送り込む技術であり、薬物の治療効果を高めるだけでなく、副作用の軽減も期待できることから、薬物治療に重要な技術として注目されています。本チームでは、カーボンナノ材料の1つであるカーボンナノホーンに様々な機能を付加することで、薬物保護、患部特異的な送達、徐放性など、高い機能を有する薬物送達システムを構築します。薬物治療以外にも、温熱療法、光線力学療法、生体内イメージングといったバイオ分野における幅広い応用を目指して研究を進めています。 カーボンナノホーンは、広い内部空間を持ち、また、物理的・化学的な修飾により様々な機能を付加することが可能です。そこで、カーボンナノホーン内外に薬物分子を担持させ、さらにターゲティング分子、水溶化分子、可視化分子などを付加することにより、多機能化した薬物送達システムを構築しています。また、最近では、バイオ応用に有利な小さいサイズのカーボンナノホーンの作製にも成功しています。このようなカーボンナノホーンに対し、細胞・動物実験により体内動態や生体への影響を調べ、安全性を確保しながら実用化を目指します。●カーボンナノ材料の物質内包・構造修飾に関する技術● 小さいサイズ(20-50 nm)のカーボンナノホーン作製に関する技術● 特許出願情報2009-046675 (2009/02/27)「分岐型および非分岐型単層カーボンナノホーンとその製造方法」謝辞: 本研究の一部は、科研費(22510119)の助成を受けたものです。カーボンナノホーンの構造と高機能化葉酸修飾した小さいカーボンナノホーンの癌細胞への選択的取り込み● 研究拠点つくば中央325ナノテクノロジー・材料・製造分野第6会場N-68N-68

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