2012年研究カタログ
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■ 研究担当:井上貴仁/西村聡 ■ ナノシステム研究部門 ソフトデバイスグル-プ■ 連携担当:太田敏隆 コロイド粒子を用いた光学素子研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●省エネルギーで、応答性及び耐久性に優れた光学素子を開発 ●環境にやさしい部材を用いて作製 ●コロイド粒子による光散乱現象の利用というこれまでにない発想 コロイド粒子の光散乱現象を巧みに利用することで、透明な状態と不透明な状態を高速で切り替える光学素子の開発を行っており、調光窓、防眩ミラー、非発光型表示素子などへの応用を目指しています。コロイド粒子には環境にやさしい素材を用いることによって、省エネルギーで、応答性、耐久性及び安全性に優れた光学素子の実用化が期待されます。 コロイド粒子とは、直径が10-8~10-5m(ナノメートル~マイクロメートル程度)の小さい粒子のことです。コロイド粒子を含む分散液に光をあてると、光はコロイド粒子で散乱し、分散液全体が濁って見えます。本研究では、このようなコロイド粒子の光散乱現象に着目し、コロイド粒子の分散液における光散乱状態を電場によって制御し、コロイド分散液の光透過性(透明状態と不透明状態)を高速でスイッチングできることを見出しました。この結果を基に、省エネルギーで応答性、耐久性、安全性に優れた調光窓、防眩ミラー、非発光型表示素子への展開を目指しています。●特願2012-029595 ( 2012/02/14 )「光学素子」 ● 特願2011-165793 ( 2011/07/28 )「粒子配列体又は構造体並びにその製造方法」 ● 特願2011-236593 ( 2011/10/28 )「センシングユニット及びこれを備えるセンシング装置、並びに、標的物を検出する方法」 ●Langmuir 2010,26(12),10357-10364.コロイド光学素子を乗り物の窓に応用したイメージコロイド光学素子における光透過性のスイッチング● 研究拠点つくば中央313ナノテクノロジー・材料・製造分野第6会場N-56N-56

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