2012年研究カタログ
286/543

■ 研究担当:寺岡啓 ■ 先進製造プロセス研究部門 生体機構プロセス研究グループ■ 連携担当:飯田康夫 モザイク人工骨が提案する再生医療研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●確かな治療効果を期待できる、偶然に任せない人工骨設計と製造 ●研究の新規性:材料ユニット化を核とした人工骨versatile design及び製造 ●アプリケ-ションのイメ-ジ:人工骨、細胞培養担体 生体材料を形状明瞭な気孔を持つ微小ユニットに仕立て、それらユニットの集積により所望形状体を構築するセラミック人工骨製造“モザイク多孔体製造法(Mosaic-Like Ceramics Fabrication, MLCF)”を開発しました(下図)。MLCFによれば形状明瞭かつ完全連通の保証された気孔を持つセラミックスを製造することができます。また、ユニット集積プロセスはブロック遊びのようなカスタムメイド形状製造を提供します。本研究の提供する「明瞭気孔」、「気孔の完全連通」、「カスタム形状」により、再生医療におけるセラミックス利用の安心安全、そして促進を図ります。 モザイク人工骨は、水酸アパタイト、α-TCP、β-TCP、アルミナで試作評価しています。ユニット形状は基本的に球(貫通孔有り&無し)でありますがテトラポッド形状の試作にも成功しています。貫通孔径はφ0~441μmで可能であり、骨伝導最適径を追求しています。また、CTデータに基づくカスタムメイドにも成功しています。モザイク人工骨の人工骨機能に関しては、市販人工骨2種との比較により優れたALP活性、オステオカルシン量を確認するに至っています。 現在は、「実用化のためにさらに何を示せばいいのか」を検討しております。● 特許出願情報2003-127616(2003/05/02)「生体材料製骨材・セメント複合体及びセメント硬化体」● 特許出願情報2003-388637(2003/11/19)「微小成形体を用いた細胞操作方法」図 モザイク人工骨が提供する再生医療技術マップ● 研究拠点中部センター284ナノテクノロジー・材料・製造分野第6会場N-27N-27

元のページ 

page 286

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です