2012年研究カタログ
279/543

■ 研究担当:永宗靖/時崎高志/太田敏隆 ■ ナノシステム研究部門 ナノ光電子応用研究グル-プ■ 連携担当:太田敏隆 インビジブルビジョン̶赤外線カラー暗視カメラ̶研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●真っ暗闇でも赤外線照明だけでカラー動画撮影できるカメラ ●物質の色とその赤外線領域の光特性との間の有意性に初めて着目 ●テレビ放送にも利用可能なレベルのハイビジョンカメラを実現 従来の赤外線暗視カメラはモノクロ撮影でした。今回開発したカラー暗視技術によりはるかに多くの画像情報を得ることが出来るようになりました。セキュリティ分野では犯人特定につながるカラー撮影が以前から求められており、本技術によりセキュリティカメラの大幅な機能向上が可能となります。一方、カラー化により視認性が向上するため、例えば車載用アシストカメラとして利用すれば事故防止に貢献できます。さらに、病院や介護施設などにおいて夜間の患者見守り機能の向上、また、放送等への応用として夜間動物観察などでも有用と考えられます。 我々は赤外線暗視カメラの機能向上を研究する中で、物体の赤外線反射特性と可視光領域の「色」との間に相関関係があることを見出しました。この原理を元に、赤外線画像からカラー映像を得るための色再現回路の開発、長距離でも色再現性の高い高強度赤外線光源の開発を行い、リアルタイムで標準的なビデオ信号(NTSC信号、VGA(640x480))が得られるカメラを開発しました。今回、これをさらに改良し、標準的な放送にも使用可能なハイビジョンカラー暗視カメラを開発しました。●夜間も色判別可能な高機能セキュリティカメラ●視認性の高い車載用アシストカメラ●医療、介護用の監視カメラ●夜間動物観察などが可能な特殊放送用カメラ赤外線投光器を備えたハイビジョンカラー暗視カメラ暗闇で撮影されたハイビジョンカラー映像● 研究拠点つくば中央277ナノテクノロジー・材料・製造分野第6会場N-20N-20

元のページ 

page 279

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です