2012年研究カタログ
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■ 研究担当:加賀美聡/鮫島一平/河内まき子/持丸正明 ■ デジタルヒューマン工学研究センター スマートアシスト技術研究チーム■ 連携担当:加賀美聡 距離画像の数項目の測定からの全身人体寸法推定手法研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●距離画像センサを用いて数項目を計測し、体形を表現する人体寸法(52項目)を推定 ●人の身体特徴の識別、個人識別、その人の身体特徴に応じたサービス等が可能 ●産総研の人体寸法データベースの新たな応用として、人体寸法推定の分野を開拓 システムが周囲の人の体形を表す全身の人体寸法を実時間・非接触で知ることが出来れば、周囲の人を体形により識別したり、その人の体形に合わせた服やそのほかの装着品を選んだり、その人の体形から判別される属性(大人子供、男女等)に応じたサービスを提供したり、その人の運動状態をより正確に推定したりすることなどが可能となります。このようなシステムは、人を観察し続けてその人の活動ログを生成したり、その人の手足の届く範囲を理解して補助したりするような次世代のアシスト技術において重要な役割を果たすと考えています。 産総研の有する人体寸法データベースから、身長や体重など全身寸法のうちの52項目を選定し、このうちの4~6項目の計測寸法項目から重回帰分析を用いて元の52項目を精度良く推定可能な回帰式を導出しました(第1主成分の96%、第2主成分の83%を説明可能)。つぎに、この計測寸法項目を、距離画像センサの前でポーズを取り得られた距離画像から精度良く計測する手法を開発しました。 青年男子を対象とした精度検証実験では、身長で2%、体重では10%程度の誤差で推定しました。今後年齢層を拡大し、ポージングが不要となるように改善を図ります。●日本人体形データベース(RIO-DBから無償公開中)● 体形データの相同モデリングソフトウェア HBM(有償販売)● 3次元体形データの統計処理ソフトウェア HBS(有償販売)●人体寸法データからの3次元体形復元技術(応相談) 本研究は情エレ分野の分野重点化課題「人間行動・人間環境の認識・モデル化・利用法に関する研究」(H23~H24年度)により行われました。距離画像からの計測寸法項目の人体特徴点の抽出距離画像から計測する寸法項目の候補● 研究拠点臨海副都心センター225情報通信・エレクトロニクス分野第2会場I-60I-60

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